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いきなり始まります
朝 学校の下駄箱を開けると 1つの手紙があった
『放課後、ひとり きょうしつで待っていて下さい。』
ラブレターらしき手紙。
普通の男子なら女の子からだろうと浮かれるだろう
でも正直の話、この手にはもう引っかかりたくない
現に誰も来ていないのだから
「…はぁ」
かえるか…
そう思った瞬間__
ガラガラッ
「はぁっはぁっ」
「せんぱっぃ…ふぅ」
教室にひとりの女の子が入ってきた
あまりの状況に何も言えないでいると その女の子が喋りだした
「せんぱい…待たせてすみません」
「雨乃こさめせんぱい」
「大好きです。お付き合いしてくださいっ」
どうせ嘘告なんだろう
そう思い断って帰ろうとした
でもまだ話が終わっていないらしい
「初めて見た時から一目惚れしましたっ」
「顔が可愛くて でも背が高く 明るくて元気なせんぱいが」
「大好きです。」
ks「…名前は?」
黙っていても仕方がないと思い名前を聞いてみる
「1年の桃乃らんですっ」
ks「…桃乃さんはさ、結局顔なのっ…?」
ln「ぇ…?」
思わず聞いてしまった
聞かなくても分かる事なのに
今までもそうだったのに
ln「っせんぱい?」
顔をのぞき込まれる
いつの間にか俯いてしまっていたらしい
どうせ桃乃さんもこさの本当の姿に幻滅するだろう
そう思っているうちに段々…
段々とこの場所に立っていることすら怖くなり教室を出た
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝20♡