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あにきに促され、ない君の家に着いた直後に聞こえた
ない君とまろの両者の悲痛の叫び声
そこから15分程度続いた言い争いが終わり
隠れようとしたところを
目を真っ赤に腫れさせたまろに見つかった。
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っ、余程の何かがあったのだろう
普段温厚なまろがこんなに…
それも、ない君相手に…。
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言った手前から…
絶対、目腫れすぎて前見えてないじゃん…
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去っていくまろを見つめていると
急に視界から消えた
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…行こ。
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返事はない。
まるで誰も居ないかのような静けさ
まぁ、居ないわけないんだけどね。
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まろの様子的に大分メンタルがやられてるっぽかった
恐らくそれはない君も同じだろう
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何!?この鉄の匂い
まさ…か
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俺も実際に経験がある
刃物を肌に当てるピリッとした痛みと
傷口から溢れるドロっとした赤い塊
増えていく傷跡
何度「死にたい」と強く願っても
体は「死」を恐れ動かない
地球上に住む生命体の中で
唯一どの生命でも平等に持っている
1日が「24時間」だという基準。
それが何億年にも感じた
誰にも相談なんて出来なくて
どれだけ傷を重ねても
ほとけっちや初兎ちゃんっていう味方はいたけど
自身に向けられる好意には気がついていたし
何より余計な心配をかけたくなかった
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メンタルが不安定な時は誰もが
「自分は独りだ」「孤独だ」と感じる
それは生理現象だと受け止め、周りが
気を使い動く必要がある。
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聞こえてたんだ…。
…そんな訳ないじゃん
どれだけ、まろがない君の事を…
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その瞬間察した
「あっ、これダメなやつだ、」と。
元々良くなかった顔色がますます曇って
今にも倒れてしまいそうになりながら
小刻みに体が震え出す。
あーぁ…本当にだめだな、俺。
こんなんで、ない君の視界に入れる訳ないのに…笑
なんで俺は…こんなに…劣等生なんだ
特に理由があった訳じゃない
だけど、なんだか胸の奥が苦しくなって
息がしずらくなった。
それが半年くらい続いた
そんな、ある日
心を止めている紐のような物が「ぷつんっ」と音がして
俺の感情は壊れてしまった。
そこからは「負」の気持ちのみが残る
なんとも言い表せられない生活を送っていた
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大好きだった3人の時間でさえ
胸の奥深くに眠る黒いモヤに潰された
高校に入ってもそう。
割と人脈はある方だし、特に困ることはなかったけど
いつまで経っても空っぽの心は埋まらなかった。
でも、それは
良くも、…悪くも
…ない君のお陰で変わった
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その日は珍しくまろが欠席をした日だった
ない君とまろ。
美男の会長と副会長という、お似合いなペアに
面食いな女の子達がつけた、「ないふ」というペア名
その中に特に何の個性もないりうらが入る…というのは
かなり批判を浴びる気がしたけど、まぁ…
特に組みたい人が居た訳じゃないからお邪魔することにした。
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普段、ない君は俺より後ろの席だから気づかなかったが
集中する時は眼鏡をかけるらしい。
そうすると…ただでさえ国宝と呼ばれる顔面が
さらに輝いてみえた
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その瞬間、何か
心の奥深くにあった、黒のモヤが渦巻き出した気がした
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その時、四限終了のチャイムがなって
タイミング的に一緒にお昼を食べることになった
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ない君と話すのは楽しかった
心から…笑い会えた
何でかは分からない
でも…、なんか
”似た気質”を感じたんだと思う
ほとけっちや初兎ちゃんとはまた違う
安心感…?笑
そんなのがひしひしと込み上げてきた
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きょとんっとした上目遣い
優しい言動やギャップを見てきた俺にとって
…俺を変えてくれそう、と感じだ
だからこそ「君の1番になる」
そう誓った。
…互いの利害が一致しただけで
それ以上でも以下でもないけど
それでも…
目の前の彼には感謝してる。
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視界が異常なほど回る
鼓動が驚くほどに早い
体も熱を持っている感覚がする
あぁ、…このまま消えてしまうことが出来たら
どれだけ楽になるんだろうか
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暖かい…
だけど…違う
ないこじゃない…
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彼奴とは幼なじみだった
勉強も、スポーツも何でも万能で
本当に尊敬していた
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
それに比べて俺は
なんの才能もない劣等生
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いつも彼奴には守られてばかりやった
だけど、ある日聞いてしまったんだ
彼奴と担任の会話を
先生
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先生
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先生
先生
先生
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先生
先生
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先生
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担任から提案されたのは
ないこが…いや、
ないこの「親」が目指していた高校の推薦
県下一と言われる、進学校
それを、ないこは…俺の為だけに捨てた
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そう眉を下げて笑った彼奴の姿は忘れられない
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そう言って、差し伸べてくれた手を取った瞬間
俺は…心に決めたんだ
彼奴に似合う男になる…と。
死ぬ物狂いで勉強を始めた
元々、地頭はいい方だったらしく、そこまで苦戦はしなかった。
相性が良かったのだろう。
特に英語の伸びは凄まじかった
また、それが引き金となり
どんどん上に上り詰めて言った
周りが俺を見る目も変わった
彼奴も沢山褒めてくれた
なんで、今まで頑張らなかったのだろう
そう、後悔もした。
だけど、暫くして悲劇は起こった
考査の順位返却
割と自信はあった
総合的にも高かっから
先生
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先生
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先生
先生
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モブ
モブ
今にも倒れそうな
よろよろな体でこっちに向かい歩いて来た彼奴
目眩がしたのか俺の傍を通った瞬間に気を失った
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腕を強く掴んだ拍子に
彼奴の手から落ちた紙
そこには「2位」と書かれていた
これが、…呪いになったんだ
先生
先生
いつの間にか俺の番になっていた
不思議でたまらなかった
目の前で生徒が倒れたのに
心配の言葉1つないなんて
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先生
先生
そう言って渡されたのは
「1位」と書かれた紙
俺が「1」で彼奴が「2」
そんな結末望んでなかった
勉強はあくまで、彼奴に近づく手段でしか無かったから
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先生
先生
先生
先生
先生
先生
先生
先生
先生
先生
担任が言っていること
全てが違うとは思わない
だけど、彼奴を馬鹿にされた事だけは許せんかった
あの時の彼奴も同じ気持ちでいてくれたんかな
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先生
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先生
無謀な挑戦を掲げた
…担任はそれ以上何も言わなかった
その日、ないこは早退した
次の日も、その次の日も学校に顔を出すことは無かった
心配になった俺は彼奴の家に凸った
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そう言って涙目で俺を見上げる彼奴は
あの時と似ていた
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傷らだけで出てきた君
どこか怯えたような笑みを見せた君
そんな姿、もう見たくない
ないこを立てて、俺は3歩下がる
後ろで彼奴の背中を押してやる
重要なのは、速く歩きすぎないこと
そして、遅く歩きすぎないこと
ないこの歩幅に合わせ、常に後ろを歩く
最前に立つことはしない。
目立たぬように、全ての中心は彼奴に行くように。
無事に志願した高校に入ることは出来た
周りに…彼奴が心を許せる友人も出来た
桜桃が来るまでは
彼奴は、…あの時の俺に似ていた
目立ってしまっていた
…ないこを傷つけた
だから俺は
(虐めの)最前に立つしかなかったんだ
彼奴を守るために。
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あにきのスマホから流れた
ほとけっちと関係が深いと噂の
後輩と仲良い3人組が
俺たちを裏切った…という音源
周りを見渡せば
皆厳しい顔をしていて
ピリピリとした空気が俺たちを取り囲んだ。
俺は耐えきれなくなって、家に帰った
まろも着いてきてくれた
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まろと出会って
10年以上時が経っている
一度も喧嘩することなく
ずっと仲良くやってきていた。
1番、信頼出来る味方だった
だから、ずっと気になっていたことを尋ねた
まさか、…あんな事になるなんて思いもしなかった
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まろの目が…怖かった
いつものたれ目じゃない
いつもの優しい目じゃない
ただただ冷酷で冷たい目
まるで、…あの子を見る時のような。
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すごく嬉しかった
こんなにも想ってくれる人がいるんだって。
直ぐにでもその手を掴みたかった
だけど、…体は謎にそれに反した
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まろの驚いた顔
俺自身も何が起きたのか分からなかった。
直ぐに謝ろうとした
「ごめん」そう呟いた
…そのはずだった
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俺の口は止まらなかった
気づいた時には今までずっと
…まろに対して抱いていた気持ちをぶつけていた
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半場強制的に家から追い出した
悲しそうな後ろ姿
怒りを必死に抑えているような
…いつぶりだったかな
まろの背中を見たのは
いつもいつも、俺の後ろについて
俺を立ててくれていた
あの子を追い込む時は
まろが先頭に立っていたけど
俺の目の前には
生徒会のメンバー達がいた。
…喧嘩を今までしなかった
それは、…まろがずっと自身の気持ちを抑えていてくれたからだろう
あの日から…
あのテスト返却の日から
ずっと繋がっていたようで
俺たちの、相互の信頼関係は
大切な”何か”は
壊れていたのかもしれない
気がついた時には
目の前に赤い液体が飛び散っていた
揺れる紅い瞳。
心配そうな顔
どこか苦しそうな顔
そんな様子を…俺に感じさせない様に
無理に笑っている感じがまろと重なる
なんで…俺の周りはこんなに
……優しいのだろうか
こんな俺なんて、…居ない方がいいのに
俺の事なんて放っておいたほうが
自身の為になるのに
それでも、誰もその手を離してくれない
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まずは…俺の家庭環境について話そうかな
乾家は父、母、俺の3人家族
その中で、父は大手株式会社の社長
母は公務員
俺を覗いて優秀な家庭だった。
本当は7つ上の兄がいたんだ
天才だった。
親から、先生から、周りの大人から
降りかかる期待という名の悪魔の矢に
たった一人で立ち向かっていた
そんな中でも、俺には優しく接してくれた
でも、俺は知ってる。
明け方までずっと鳴り響いていた
タイピング音の存在を。
兄の高校受験があった年に
兄は自ら命を絶った 。
目指していたのは
俺たちが目指すような進学校では無く
日本中、誰もが名を聞いた事のあるような県外の高校
そこ上、その年の倍率は過去最高
兄のような実力者でも手が届かない学校だった
何度も続く無慈悲な判定
そんな中かけられたのは
慰めではなく、兄の心をエグる様な鋭い言葉
兄が弱っていってるのは、当時の幼い俺でもわかった
兄が死んだ後、両親からの期待のターゲットは俺に変わった
遊ぶ時間も、友達と話す時間も全て奪われた
本当にキツイ毎日だった。
それでも、…少し嬉しかった
いつも、両親は優秀だった兄の事しか気にかけていなかったから。
やっと、俺も「家族」と認めてもらえるんだ…と。
それでも、両親の目に映るのは
「ないこ」では無く「成績」
…愛されてなんかいなかったんだ。
幼なじみのまろに声をかけられた
一緒に遊ぼう、と。
そんな彼の瞳はキラキラと光っていて
年相応の明るさを持ち合わせていた。
そんなまろは聞いてきた。
「それはお前が望んでやっているのか」と。
どう返答すべきか分からなかった
困った結果、分からない。と軽く微笑む事しか出来なかった
そんな俺にまろは抱きつき
「えらいふ」…と言ってくれた
初めてだった、…「ないこ」という存在が認められたのは。
本気に嬉しかった
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ごめん、…それはこっちの台詞だよ
あんなに明るい、いむに
あれだけ優しい、いむに
こんな事言わせてさ、
本当に何がしたいんだろうか
助けてよ…っ ”まろ”
”それは違うと思うで”
どこからかそんな声が聞こえた
聞き馴染みのある声
だけど、その声の主は
しょにだでも
あにきでも
ないこでもない。
紛れもない、大っ嫌いな自身の声
後ろを振り返ると、
腕を前に組んだ俺の姿があった。
🍻<if>
着々とこちらに近づいてくる
不思議と不気味だとは思わなかった
この異常事態を許してしまうほど
深く、考えられないほど
俺の心は限界を迎えていたのだろう
🍻<if>
俺の方に、俺の姿をした奴が手を置こうとした途端
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そいつはしょにだに腕を掴まれた
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さすが俺…w
人が気にしとることを
ズバズバ言いやがる…w
でも、
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決心はついた。
嫌われないように
傷つけないように
ずっと彼奴に気を使っていた。
だけど、
それは双方において
適切な対応では無かった。
俺が本気を出したら、彼奴は勝てない
そう、思っていたから
手を抜き、彼奴を上げた。
…いや、違う
こんなのはただの言い訳だ
結局は…
俺自身も高みを目指していたのではないか。
たった1度のあの日の試験
頂点に立てた喜び
彼奴の実力はよく分かっていた。
次、勝てる日がいつ来るのか
そんなチャンスがあるのかすら分からない。
それで、彼奴の過去を言い訳にして
勝ち逃げしたんだ
勝てないのは本気を出していないから。
これは、彼奴のためだ…と。
自身を守る盾を作って。
🍻<現>
🐇<現>
🐇<現>
心配そうに俺の周りを
うろうろするしょにだを横目に
勢いよく立ち上がる
🍻<現>
目眩がひどい
立ちくらみ…か
…
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仲直り…してぇなぁ
意味…分かんない
なんなの?…どこまで俺の事が嫌いなの?
今まで散々苦しめたんだからさ
それでもこれまで耐えてきてんだからさ
せめて、…せめて
最期くらいは好きにさせてよ
🌸<現>
🌸<if>
🌸<現>
🌸<if>
突然現れた、自分にそっくりな人間
なんでこんな時にこんな事が起こるんよ…。
…嫌になってくる…w
🌸<現>
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”しあわせ”かぁ
そんなこと…
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ほんま…こいつらは優しいなぁw
…
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手が震える、足が思うように進まない
でも…、きっと大丈夫
これだけ仲間がいるんだ
俺達の絆が壊れる筈はない
ないくんは泣き疲れたのか寝てしまった
辛そうな顔、…隈がすごい
最近寝れてなかったのかな…?
ないくんの性格的に人を虐めることは辛かったんだろうな~
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珍しく声を荒らげるいむ
そーだよな、いむはずっとりうらの事を思ってくれてた
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…ん?ここはどこ?
墓…?
なんで…?
…
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あ、いむと…こえ、くん
他の後輩たちもいる…
なんか雰囲気重くない?
❣️<現>
…え?
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ぁ、…まろ
…真っ黒な服、喪服かなんかか?
お墓だし…
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俺らが原因…?
何が起きてるの?
ぇ、…墓に刻まれてる名前…あの子の…っ
うそっ、…死んじゃったの?
だからこんな事になってるの?
体が自由に動かない
口から…発したい言葉も出てこない
ただただまろに抱えられて宙を見上げているだけの俺
みんな…元気がない
そうだよね、みんなこんな事本当はしたくなかったんだ
無理やりやらされた挙句にこの結末
…全部俺のせいじゃん
それなのに…俺の周りには仲間がいるの?
あの子はただただ1人で孤独に死んだのに?
…最低すぎやろ…w
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みんな…み~んな
壊れちゃったんだ
ドアが開かれる音で意識が戻る
あー、夢だったんだ
良かった…本当に…良かった
…もうこれ以上、惨めになりたくないよ
布団…ちゃんとかけてくれてるし
りうらかな、いむかな
…ちゃんとお礼言わなきゃなぁ
??
誰かが近づいてくる
いや、誰かじゃない
この足音、…心が満たされていく感じ
🍻<現>
まろだ。
…戻ってきてくれたんだぁ
っ…あんな扱いしちゃったのに
…こんな俺が傍にいていいのかな
また甘えていいの?
でもまたまろを壊しちゃう…?
一緒にいたい
離れたくない
大好きなの、…ずっとそばにいてほしい
でも…っ
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なんで、…分かったの…?
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…ぁ、本当だ
言われて初めて気づいた
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なんで…っ、嫌いなわけないじゃん!
昔からずっと支えてくれて
こんなに俺の事想ってくれて
嫌いになんてなれるはずないじゃんっ
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良かった…嫌われてなかった
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幸せ、なんて考える余裕なかったよ
ただただ明日を生きるのに精一杯だった
でもそうしたのは君らでしょ?
…なんで俺がここまで我慢しなきゃいけないの?
てか、…死なれたら困るだけでしょ
色々問題にもなるだろうし
…結局はそれだけだ
どうせこれで生きたら地獄の日々が始まる
「死なない」事をいい事に余計に酷くなる
目に見えてるよ、そんな未来
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え…っ、…なんでここに…?!
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…仲良しすぎでしょ
仮にも謝りに来たんだよね…?
まぁいいけど、関係ないし
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とりあえずって…
こっちは死のうとしてるのに
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何よ今更
…ダメだ、信じるな
また辛い思いをしたいの?
飛んだら…ここから飛べば自由になれるんだよ?
これ以上苦しまないでいいんだよ?
なんで…っ、早く
”決意”が揺らぐ前に____っ
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…
信じていいの…?
また、…いるま達と一緒にいてもいいの?
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…まぁ、確かに。
でも…それとこれとは…
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本当にずるいなぁ…っ
死にたく無くなるじゃないか…っ
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時は流れて、今日は俺らの卒業式
進路もばらばら、…今までに比べたら会う頻度も落ちてしまうだろう
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ただ、あの時よりも確実にみんなの表情は明るい
何かに怯えることもなく、
どこか苦しそうな表情もない。
…らん、くんへの虐めは無くなった
俺たちが全校生徒一人一人に説明をしたから。
それでも、1度たった噂を無かったことにするのは不可能だった
今でもまだ、…あの子を嫌っている人間もいるだろう
それでも、前よりは格段と生活はしやすくなった。
あの子との直接的な関わりはあの日からなかった
やはり、あれだけの事をしたのだ
許されるわけがない。
だけど、…あの子は生きている
その事実だけは、ちゃんとそこにある
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あははっ、笑
そんな驚いたような顔でこっち見ないでよ、笑
あの時俺が出した答えは
「俺の心が落ち着くまで待っていて欲しい」
というもの。
誠心誠意の謝罪
あれが嘘だとは思っていないし
恐れている訳でもない。
ただ、…謝られた所で
あそこまで追い詰められたことには変わりないし
どれだけ良くしてもらってもあの過去が無くなる訳では無い
…許す、許さないの問題ではなく
受け入れられるか、受け入れられないかの問題。
ついさっきまでは、…心があの人達を拒否していた
だけど
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キラキラと眩しい笑顔で
幸せそうに笑う彼らをみていたら
何故か、根強く残っていた拒否反応が薄れていった気がしたんだ
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…「卒業」
これで、…誘いに乗らなければ今後付き合うことは二度とない
嬉しいはずなのに、…どこか悲しい
やっぱり、…俺は…ここが好きなんだな
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俺、…変われてますか?
これが…正解のルートなんですか?
分からない…分からないけど
心が満たされていく
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勢いよく散る桜吹雪
その中から…あの時の声が聞こえた気がした
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桜の花弁と化し次々と散っていく彼らの姿
この後…彼らの姿を見たものはいなかったと聞く
ただ、…ひとつ、確実に言えることがあるとするならば
「彼らは幸せだった」という事であろう
if世界の俺は幸せそうでした fin.
皆様、ここまでのご愛読ありがとうございました。 ここからは少し、私自身のお話をさせて頂きたいです。 本作品につきましては、これで完結となるため、スルーしていただいても構いません。
私、𝓀ℴ𝓃𝒶𝓂𝒾☕︎𓃠は本日を持ちましてテラーノベルを引退させて頂きます。先日雑談部屋にあげさせて頂いた通り、受験勉強に励みたいから、スランプで思うように作品が作れなくなったからという2点が大まかな理由となります。私が目指しているのは県内有数の国公立大学です。これまでと同じような生活をしていたら到底受からない。自分自身の未来のためこのような決断をさせて頂きました。受験が終わったあと、もしかしたら戻ってくる事があるかもしれません。ただその可能性は極めて低いです。身勝手な理由でごめんなさい。
皆様からの温かいコメント等を貰う度、自身の心が満たされていくような気がしました。どうしても対人関係が上手くいかないんですよね、それに加えて重い持病。何度も挫けそうになりました。その時に支えてくださったのが皆様でした。本当にありがとう。
今回の合作、𝓀ℴ𝓃𝒶𝓂𝒾☕︎𓃠としての最後の作品。大好きなお二人と最高な合作が出来て本当に良かった。凪音ちゃん、華雨ちゃん、ありがとう。2人のおかげで心置き無く引退できます…笑
中1の頃からずっと傍にあったものを手放すことはやっぱり悲しいし、みんなに止めて欲しいのか欲しくないのかも分からない。でも、絶対に今回の決断を後悔のないものにする。2年後、無事に受かったよって報告出来るように頑張ります。最後の最後までお願いばかりになってしまいますが、応援してくれたら…嬉しいな♪
改めまして「if世界の俺は幸せでした」のご愛読及び、約3年半にわたる「𝓀ℴ𝓃𝒶𝓂𝒾☕︎𓃠」としての活動の応援をありがとうございました。