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海維
名前 篠田 海維
よみ しのだ うい
年齢 13歳
よみ しのだ うい
年齢 13歳
優海
名前 上沢 優海
よみ かみざわ ゆう
年齢 13歳
よみ かみざわ ゆう
年齢 13歳
海維
いっけなぁーい！♡
海維
遅刻遅刻ぅ♡
先生
お前いつもうっせぇんだよ！
海維
すみませぇん♡
海維
おはよ！
海維
あれま、
君。見ない顔だね☆
君。見ない顔だね☆
優海
あ、
えっと、
えっと、
海維
かわいい！
なんて言うのー？
なんて言うのー？
優海
上沢、優海、
海維
優海、
海維
あは、
優海ちゃん！よろしくね！
優海ちゃん！よろしくね！
優海
あ、
僕、男の子なの、
僕、男の子なの、
海維
……あ、
優海くんって言うのね！？
優海くんって言うのね！？
海維
可愛すぎて女の子かと思ったわー♡
海維
激かわだね！
優海
名前は？
海維
私？
海維だよー！
海維だよー！
海維
苗字は秘密ね！
学校にも教えてないから！
学校にも教えてないから！
優海
そんなのありなの？
海維
一応ね！
説明しよう！
どうしてこんな新学期でもないのに新学期のような状況なのかと言うと、
海維は、 今までクラスに入ったことがなかったのだ！
だけどしっかり毎日学校に来て、 廊下で叫び、屋上で風を浴びて楽しんでいたのだ！
なので、 普通は海維が見ない顔だねと言われる側なのだ！
海維
いやぁ、
初めてことクラス入ったけど、
初めてことクラス入ったけど、
海維
可愛い子も見つけちゃったし！
ラッキー！
ラッキー！
優海
もう、
7月だけど、
7月だけど、
海維
へ？♡
海維
もう！
そういうの気にしないのっ！
そういうの気にしないのっ！
海維
毎日学校には行ってたんだからいいでしょ！
優海
今までどこにいたの？
海維
まずー、
廊下で叫んで、
廊下で叫んで、
優海
ん？
海維
屋上で風を浴びて、
優海
あ、
屋上にいたんだ、
屋上にいたんだ、
海維
そそ！
今日は教室覗こうと思っててね！
今日は教室覗こうと思っててね！
海維
ねね、
遊びに行こ！
遊びに行こ！
優海
え？
学校は？
学校は？
海維
一日くらいサボっても変わんないし笑
海維
大丈夫大丈夫！
私なんて毎日ほぼサボってっから笑
私なんて毎日ほぼサボってっから笑
優海
…いいよ。
その変わりに絶対楽しませてね、
その変わりに絶対楽しませてね、
海維
おぉ！
それならこの私におまかせあーれ！
それならこの私におまかせあーれ！
海維
まずはお買い物ね！
優海
いいよ。
海維
んー、
どこ行く？
どこ行く？
優海
僕が決めたらダメ、！
優海
海維ちゃんが僕を楽しませないと、
海維
えぇー
じゃあとりあえず腹ごしらえね！
じゃあとりあえず腹ごしらえね！
海維
いちごあめ食べよー！
優海
いちごあめ、？
海維
え！
もしかして食べたことないの！？
もしかして食べたことないの！？
優海
うん、
海維
めちゃおいしいよ！
絶対食べよ！
絶対食べよ！
海維
行くぞー！
優海
うん、！
海維
あれま、
人だかりだ、
人だかりだ、
優海
ほんとだ、
何があったんだろ、
何があったんだろ、
海維
行ってみよー。
海維
すいませーん、
通りまーす。
通りまーす。
春千夜
あは！
絶景だわ！
絶景だわ！
ココ
これくらいはやっとかねぇと。
ｻﾞﾜｻﾞﾜ
春千夜
人だかり出来てんじゃん。
春千夜
おい！
てめぇら！
てめぇら！
海維
えー、
いちごあめ食べたいもんね。
いちごあめ食べたいもんね。
海維
ここ通ろー。
優海
え、
でも、不良、
でも、不良、
海維
ちょっと着いてきてね！
海維
てめぇら邪魔なんだよ。
海維
海維様のために
海維
道開けろ。
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