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#ぷりっつ
広海 菜々
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思い返せば、
彼はいつも笑っていた
どんなときでも、ずっと
悲しい顔なんてみせなかった
……ただ、寂しそうに微笑むときもあった
それが小さい頃から不思議で仕方なかった
だからだろうか
いつも、嫌がらせばかりした
それでも、彼は笑っていた
だから、
あの日
俺は初めての顔にびっくりした
それと同時に、
俺の全てが彼を知りたいと叫んでいたことにきづいた
風がサーッと、俺から遠ざかるように、
強く、背中を押した
pr
「ごめん」も言えないまま
あの夏の日
1つ年上の彼は、俺の前から姿を消した
たった1本の向日葵と、いつもの笑顔とー
「大粒の涙」を残して
pr
その想いに、
あの夏に
俺は未だに囚われたままだった
コメント
3件
ぇなんか……言葉選びが神りすぎている、🥳✨
読んだ。第1話、すごく切ないな… ずっと笑ってる「彼」が最後に見せた大粒の涙と向日葵、一気に距離を感じさせる風の描写が刺さったわ。まだ1話だけど、この別れの裏に何があったのかめっちゃ気になる。文体も詩的で好みだし、続き読みたい作品だ🔥