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普通の学生? 普通の暮らし? 普通の人生? 何もかもが普通とは言え無かった私の元に 小さな小さな青い目をした男の子だった。
それはある夜の出来事。
チビ神威
黒河響
黒河響
チビ神威
黒河響
チビ神威
黒河響
黒河響
と物凄い勢いで壁へと後ずさる私 すると小さな小人みたいなやつが うるさいなー と怪訝に眉をひそめた
チビ神威
黒河響
見た目は小さくて可愛いのに 少し小生意気なこの小人に私はガン飛ばすが、 ひとまずソファに座り直し状況確認をした
黒河響
目の前にいる小さな小人に話しかければ 彼は 神威 と答えた
黒河響
と質問すれば彼はこう答えた
チビ神威
と己の小さな手を広げじっと見つめる神威
黒河響
黒河響
なんて言葉を発するか考えていると
チビ神威
と神威くんから指摘をうけ 己の体を見る。 制服姿だったのを忘れていた。
黒河響
チビ神威
と小人に言われても 何一つ心に響か無いと口に出さず考える
チビ神威
黒河響
黒河響
黒河響
チビ神威
黒河響
ピピピ、ピピピ、
バチン!!
黒河響
あくびで目覚めた私。 あれ?そういえば昨日... と昨夜のことを思い返す
黒河響
キョロキョロと部屋中を見渡すが あの小さい生き物の姿がない
黒河響
小生意気だったが 面白そうですこしワクワクしてたのに、 とため息をつく。
チビ神威
黒河響
チビ神威
黒河響
ひょいっと顔を出した小人 それは私のロンTの中に身を潜めていた用で 私の首元から顔を出して来た挙句 飯を作れと要求してくる
黒河響
チビ神威
とクスっと可愛らしい顔で笑う そんな小人に胸がとくんと脈を打ったが 知らない振り。
黒河響
チビ神威
黒河響
と私の手のひらに乗る小さな 小石ぐらいの大きさのおにぎり。 いや、おにぎりというか、ただ米をこねくり回して できた物。
それを見ると神威は眉をひそめこう言ってきた
チビ神威
黒河響
黒河響
とイライラしながらヤケクソでサッカーボール なみのおにぎりをお皿にのせてかむいの前に置く
絶対食べれないだろうと 鼻で笑うがそれをものの数分で平らげてしまう 神威に開いた口が塞がらなかった
黒河響
チビ神威
ご飯も食べ終わり、身支度を整えている私 それを見上げる小人、神威は眉をひそめ何かを 考えている様子だ
黒河響
チビ神威
黒河響
と私は答えるとよく分からないといった 表情をし私を見つめてくる。 そして次の瞬間、
チビ神威
ぴょーん
黒河響
チビ神威
黒河響
黒河響
チビ神威
黒河響
黒河響
黒河響
黒河響
チビ神威
黒河響
チビ神威
ポケット内からギュッと横腹をつねられる
黒河響
思いの外声が大きく出てしまい登校する周りの学生達に じろりと見られる
黒河響
と心の中で暴言を吐き クスクスと笑いをこらえる神威がいる右ポケットを 軽く叩いた
キーンコーンカーンコーン
響の友達
黒河響
黒河響
響の友達
黒河響
そう言い教室を出る
向かった先は屋上だ
チビ神威
黒河響
そう言いポケットからお菓子の箱を取り出す
チビ神威
黒河響
チビ神威
黒河響
そう言いお菓子の箱の中を見るがやはり入っていない
黒河響
チビ神威
黒河響
チビ神威
黒河響
そう言い私は教室に急いで戻りバッグを教室に置き 急いで体育館に向かう
すると後ろから
チビ神威
黒河響
と声が聞こえ振り向かないまま にやける顔を手で隠した
体育が終わって(と言っても見学だけどね)、制服に着替え終わった私。 お昼休みも間近で、友人が私の元に駆けつけてきた
響の友達
黒河響
響の友達
響の友達
そう言い教室を出て行った
黒河響
と、バックをそっと開け 神威の様子を伺おうとすると
黒河響
バックを両手に抱き、キョロキョロともの凄い勢いで辺りを見渡す が彼の姿は無い
黒河響
周りにバレたらヤバイ...! という焦りが増すその時 丁度友人が帰ってきてしまった
響の友達
黒河響
苦笑し、ひとまず友人と共に席に着く
黒河響
汗ダラダラで消えた 神威のことだけを考えいて 友人の話す内容が全く耳に入ってこない
響の友達
黒河響
と即答する。
響の友達
黒河響
そう言い勢いよく教室を出る
黒河響
授業中、1人廊下をさまよう私は 消えたあいつの行方を追っている
黒河響
そう思い小さな声で神威の名を呼び続ける私
すると、外の野球部の部室の方で何やら声が聞こえきた。
不良A
不良B
と、ギャハハと笑う不良集団 ABCがいる
あいつら授業サボって部室にいたのか と思った矢先、私の目にとんでもない物が 飛び込んできた
黒河響
そう、私が見つけたのは探していた彼の姿 不良集団ABCがいる部室のテーブルにちょこんと 置かれていて私の約束を守っているようで 微動だにしない
黒河響
と、思いつつ私は神威の元へ行く
黒河響
不良C
黒河響
ガンつけられる私 でも私から見ればただの餓鬼の反抗にしか見えない
黒河響
そういうと、1人の男が席を立ち 私に向かってきた
不良A
黒河響
不良A
と、過去の事を掘り返してくる不良少年A そんな事よりも、と私が話を続けようと口を開いた時、少年Aは私の胸ぐらを掴んできた
不良B
とギャハハと笑い出す奴らに私はだんだんイライラしてきた
黒河響
と掴まれている手を振り払い、 男を足蹴りにする、すると見事に後ろにひっくり返る少年Aに、BとCは立ち上がり私に殴りかかってきた
黒河響
平和に解決したい私は完全に油断していたのだ とっさに目を瞑る
とその瞬間
ドゴッ!! バギッ!
黒河響
目を開けるとそこには地に伏したABCの姿 そして
チビ神威
と私を怪訝そうに見つめる
黒河響
と私がいうと、神威はめんどくさそうに
チビ神威
黒河響
チビ神威
と、テーブルから降りて 部室から出ようとする神威に私は 急いで彼をポケットにしまい外に出た
黒河響
チビ神威
黒河響