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ここ屋根の上ね?

しほ

(とか言って……)

しほ

(死のうとしてるから歌うんだけどね。)

しほ

(もう、無理なの……)

しほ

(押しつぶされる。)

しほ

(また誰かを死なせちゃう、)

しほ

(私のせいで何かを失くす)

しほ

(その感情で押しつぶされる。)

しほ

(未来ではマイキーが闇落ちする)

しほ

(そして、エマちゃんとひなちゃんは死んじゃう)

しほ

(私は、10回以上死んでいること。)

しほ

(わたしは辛い思いをした人のとこに行って)

しほ

(その人の過去に行って助けてる事)

しほ

(タイムリープしていること、)

しほ

(武道君と同じ、皆を助けるために)

しほ

(タイムリープしていること)

しほ

(私が死んだら何か変わる?)

しほ

(変わるよね。きっと)

しほ

(私もお姉ちゃんのところに行ける。)

しほ

(一石二鳥だ。)

しほ

(って言っても行けないんだけどね。)

しほ

(私は死ぬのと同時にまた、)

しほ

(助けを求めてる人の所へ転生する)

しほ

(今までは普通にできた。)

しほ

(でも、ここでの長い生活が)

しほ

(楽しくて、)

しほ

(こんなの忘れてた。)

しほ

(今更だけど、死にたくない。)

しほ

(でも、私の生きがいは)

しほ

(これだけなんだ。)

しほ

(私はいじめられるのが普通だった)

しほ

(そして、嫌われるのも普通だった)

しほ

(でも、みんなにあったら、)

しほ

(今までと同じことが出来なくなって)

「私って」

「なんで」

「生きてるの?」

自分の為じゃなくて

これじゃ人のためじゃん!

私も、

私も!

普通の人生

歩みたいよ!

しほ

ポロッ

しほ

ボロボロ

あと何回、

あと何回死ねば

普通の人生歩めるの?

あと!

何回死ねば!

ちゃんとした!

人生を!

送れるの?!

しほ

自分のために、

しほ

みんなと、

しほ

マイキー達と!

しほ

ちゃんとした生活、

しほ

したいよ……

しほ

(言いたいことは言った。)

しほ

(もう、歌って死のう)

しほ

ひとときこの世から消えたかったの

しほ

世界が真っ暗で

しほ

毎晩泣いていた

しほ

いっその事消えれば

しほ

楽なのかな?

しほ

みんなの見つめる視線が

しほ

怖かった

しほ

次。

屋根の上に行ける扉の前

琴葉

しほはどこ?!

マイキー

おい!uza子!

千冬

しほさんを返してください!

uza子

ポロッ

何泣いてんだよ!

uza子

しほが……

uza子

死のうとしてる……

一虎

デタラメ言ってんじゃねぇぞ!

uza子

これを聞いて!

uzaは しほの独り言を録音していた。

半間

ポロッ

りおと

手遅れになる前に急ぐぞ!

しほ

次は、

しほ

今更

しほ

悲しいと叫ぶには

しほ

あまりに

しほ

全てが遅すぎたかな?

しほ

もう一度

しほ

初めから歩けるなら

しほ

すれ違うように

しほ

みんなに会いたい。

しほ

どれだけ背丈が変わろうとも

しほ

変わらない

しほ

何かがありますように。

しほ

くだらない

しほ

物陰に励まされ

しほ

今も歌う

しほ

今も歌う

しほ

今も歌う

一虎

しほっ!

しほ

Σ(・ω・ノ)ノ

マイキー

死のうとするなって言っただろ!

半間

こっちに来い!

琴葉

しほ!

千冬

しほさん!来てくれたら、

千冬

沢山ハグしますよ!

しほ

それは嬉しいけど、

しほ

今回はやめとくね。

エマ

しほ!

エマ

死んじゃいや!

しほ

エマちゃん。

しほ

みんな。

しほ

ごめん。

全員拘束された。

千冬

?!

ヒナ

なんで?

ヒナ

なんでこんなことするの?

しほ

……

場地

しほ!

場地

なんか言えよ!

しほ

みんなと最初にあった日、

しほ

私は歌を歌ったね。

しほ

あの歌を歌ってお別れしよ。

イヌピー

やだ、

イヌピー

しほ!

イヌピー

ダメっ!

しほ

未来の前に

しほ

すくむ手足は

しほ

静かな声に

しほ

解かれて

しほ

叫びたいほど

しほ

懐かしいのは

しほ

ひとつの命

しほ

真夏の光

しほ

あなたの

しほ

肩に

しほ

揺れてた

しほ

木漏れ日

三ツ谷

しほ……?

しほ

武道君。

しほ

希咲哲太は、

しほ

東卍を狂わせようとしてる。

しほ

あいつを始末すれば、

しほ

世界は、

しほ

平和だ。

しほ

( *´꒳`*)

しほ

みんな。

しほ

さようなら。

落ちていく。

琴葉

しほぉぉぉ!

千冬

しほさぁぁん!

りおと

しほぉ!

ヒナ

しほちゃゃん!

武道

しほさぁぁぁん!

三ツ谷

うそ……だろ……

場地

女神が現れねぇ……

一虎

(……)

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