箒を出し一気に浮上
ハミルトンだーっ!
大きな歓声に慣れていないのだろうか
苦笑いしつつ俺の先を行く彼
闘争心
初めてそんな気持ちを感じた気がする
ずっと全力で飛ばしているのに中々追いつけない
彼がカーブを曲って見えなくなる
箒から放り出されないようにしながらカーブを曲がった
その先には
彼の目の前にそびえ立っていたのは
どう壊そうか
ほとけっちが氷の刃を出す
そこにしょにだが毒魔法をかけていく
ほとけっちが氷の矢を放つと
ジュァア…ッ
後ろを向き手を前にかざす
ゴォオッ…
辺り一面を火で覆い尽くす
まぁ、少しくらい足止めになるんじゃないだろうか
…というか、なってほしい
ライ
ライ
足止めは成功していた
2人とほぼ並んで飛んでいると
カーブを曲がった先で大きな壁に阻まれた
またゴールで!
根気で迷路を抜け外に出る
2人は…
ほとけっちがなんらかのトラップによって空から降ってきた
何が見えてきた
毒の池…?
言いつつガスマスクを生成
進むにつれて毒が濃くなる
マスクがもつか心配になってきた
しょにだは毒が効かないようで余裕だろうが
ほとけっちはどうしたんだろうか
何とか抜けられた
そう安堵した
直後頭上を何かが通った
彼は口と鼻を全て氷で覆って進んできたようだった
ルーノ
ライ
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