モテる男の子の標的

私は、起きた事を全てurに話した。

話したせいか

何故か心細かったのに少し安心したような気がした。

urはそう言い私の頭を”優しく撫でてくれた。

そのurの優しさに私は気持ちが爆発して いつの間にか、涙が頬を伝わっていた。

　　　　　　　　　　　　　（ザワザワ

周りがザワき出した。

でもそんなのどうでもいいぐらいにurが居ることに安心していた。

きっと信頼していたのだろうな。

その後naさんが呼んだ先生がやって来て、いじめっ子は、保護者まで呼ばれて怒られて居た。

あぁ、やった事に対して自覚が無いように見せかける所にきっと私は惹かれたんだろう。

一ヶ月後

どうしたんだろう、元気無いな。

“好きな人”がそんな悲しい顔してたら気にしてしまうじゃない…

本当貴方は狡い。

きっとこれは告白ではない。

何故なら今にも泣きそうな辛そうな顔をしているから。

でも、私は貴方が大好きだったから。

嘘ついていると信じたくなかったから。

信じてしまった。

私が返事をした瞬間貴方は涙を流してしまった。

すぐ手で顔を隠したけどね。

　　　　　　　　　　　　　　（ガチャ

ドアが開く音がした。

貴方の表情から正直分かってた。

分かっていたのに

“何で泣いちゃうの…っ！