テラーノベル
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終始桃君視点
いつまでも帰ってこない君に
今日も
「好きだよ。」
あの日
「行ってきます」と家を出た君の
「ただいま」が聞きたくて
いつまでもこの家にいるんだよ
誰も帰るはずのない
この家で
此処の冬は厳しい
でも君が雪が好きだと言って
暖かい木のおうちを建てたのを
まだはっきりと覚えている
帰っておいでよ
もうすぐ夕方が来てしまう
夜の雪の中は危険だから
此処には人も住んでないだろう?
早く帰ってきて
二人でシチューを食べよう
まってるよ
君が帰ったら
ただいまのちゅーをするんだ
手を絡めて
抱き寄せて
君の匂いに酔いながら
深くて甘いキスがしたい
「寒かっただろう。手袋もせずに」
「ホントだよお手手真っ赤~」
「今日はシチューを作ってみたんだ」
「え、すご!僕の旦那様いけめーん!」
「早く食べないと冷めるよ笑」
「うん!ありがとう!」
君に
逢いたいんだ
今
とても
なんでいなくなったんだよッ!(ポロポロ
なんでッ!!(ポロポロ
何処行ったのお....(ポロポロ
雪なんて大嫌いだ
冬なんて大嫌いだ
君を奪った全てが大嫌いだ
君が大好きだ
コメント
2件
冬寒いキライ() 夏暑いキライ() なんか切ないね。こういう話しもいいよね。
久しぶり?の投稿ありがとう🤭こういう話もありかも!