それでも好きでした

私は

その場に立ちつくすことしか 出来なかった

悲劇は3年前からだ

3年前

ドンッ！

その日は 敬老会というのがあった

1人、ひな壇につまずき、 転びそうな子がいた

その子は涙目で

でも、頑張って歌っていた

なんだか、目が離せなくて そこから気になっていたんだ

ある日

体育館

その日は跳び箱

跳び箱は得意だから楽しい！

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

ピーッ！

先生の笛の音で同時に 生徒が走り出す

途端

同じクラスの佐藤田が 跳び箱から落ちたのだ

首から落ちていった

みんながざわめく

あれは痛いな

あ、あの子...

先生よりも早く、 宏太くんが 助けに行った

2人後歩き出す

す、凄い

かっこいい

この時、 ｢恋｣というものに落ちた

これが恋

いつも見かけると

いつも目で追って

いつも見かけると

いつも可愛いって思った

好きの気持ちは大きくなるばかり

たまにユーモアがあるのも好き

好きなところはどこ？ と聞かれると...

全部、かな

出来るだけ、人には明かそう とはしてなかった

仲がいい子 だけに好きな人を教えた

宏太くんが 私の生きる糧(かて)だ

ある日

友達にそんなことを言われた

宏太くんの 友達にも協力されて、

何故か、願ってもないのに

告白、｢させられた｣

同じクラスの

あずちゃんに報告

ちなみにあずちゃんは

ついこの間彼氏が出来た

リア充さんだ

私は全てを話す

次の日

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

その時がやってきた

あまりのショックさに

何があったか

忘れてしまった

ただ、

それだけ覚えている

それで、私は、

ウキウキしてたっけ

そっから日が経つのが早くて、

アズちゃんが クラスの男子に

考えさせてってどういう意味

って聞いたのだけ覚えてる

優希とは 川谷の下の名前

私はこれで、ショック、 受けすぎたんだっけ

その放課後

やっぱり

しか、思えなくて

ショックが、あんまなかった

今までにショックを 受けすぎたからかもしれなけど

実は

この話をする前

振り向いた私にそいつが

あんな、こと言うから、

私、泣いちゃうじゃん

その日は涙目で帰った

私の恋は

終わった

でも後悔は無い

じゃあ、ね

ありがとう

ちょっと今は 恋ができないかな

生きる糧がない

どう生きたらいいの

初めて人を呪いそうだった

END

ーこの話はノンフィクションですー

ー実際こんなに苦しんだ人がいますー

ー男子の皆さんは間違ってもー

ー告白されて、｢考えさせて｣なんてー

ー使わない方がいいー

ー特に｢振る｣時はー

どうでもいいと思うけど

ー名前は違いますが ほんとにあったんですー

それでは

thank you( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )♡

少しでもあなたの記憶に。