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塩。
あー、とりあえず柳
塩。
お前は1人で店やるな
柳
いくら先輩でも理由が分かりません
柳
なんでですか?
理由くらい分かれ
ルン
それは柳がミスを連発したからダヨ
柳
俺がミス?
柳
先輩説明してください
先輩に頼るな
塩。
えーと
俺は柳に説明した
どういう事情か分からないお前らは香羅とかいう馬鹿の作品を見ろ
※作者の言葉ではありません あくまで塩。君の言葉です
柳
なるほど、それなら分かりました
柳
塩。先輩、迷惑かけてごめんなさい
店長には?
澪彩
はぁ……
私は仕事が終わらない現実逃避で散歩していた
友葉
あれ?澪彩じゃん
友葉
どうしたのー?
澪彩
あ、友葉…
友葉は私の人格だ。
友葉
もしかして仕事終わらなくて現実逃避してる感じ?
澪彩
うっ
友葉
図星じゃんウケる〜
JKかな?
友葉
ま、がんば〜www
心がこもってない
澪彩
はぁ、病院でも行こっかな…
悠斗
どうした
緋芽
外科かしら?
緋芽
それとも精神科かしら?
澪彩
薬を…
澪彩
睡眠薬をください…
緋芽
貴女まさか自殺する気じゃあないでしょうね
澪彩
なぜバレた
緋芽
自殺願望者は決まって同じことを言うもの
澪彩
(貴女私の人格ですよね?)
※経験ないでしょ?ってこと
悠斗
とりあえず睡眠薬は渡せません
悠穂
分量守って飲んでね
いや渡すな
澪彩
ありがとう
守る気0
悠斗
はい没収
そらそうなるわ
靫
すみませーん、睡眠薬くださーい
緋芽
まさか貴方も…?!
靫
いやー、徹夜しすぎて寝れなくなっちゃって
そうはならん
十香
緋芽さん…!
十香
聞いてちょうだい……!!
緋芽
あら、十香さん、またデザインの悩みかしら?
十香
そうなのよ……!!
十香
あのオンボロ、機械のくせに仕事は出来ないのよ!
十香
ほんと、どっかのポンコツにそっくりだわ!
どうして十香さんの職場に機械がいるのか
それは、私達人格だけでは町を回すには限界があるため、 足りない力をロボットに任せているということなのだ。
スーパーみたいなところは人手があるからいいけれど、 服屋とか飲食店なんてのは人手が足りないため、ロボットが経営している。
十香さんはそのロボットが営む服屋の専属デザイナーなのだ。
悠斗
まあ…人手が足りないから仕方ないな
悠穂
新しい人格でも生まれればそこに配属することもできそうだけどね
緋芽
まあそう簡単に新人格産まれたら大変よね
そんな話の流れで私はずっと思っていたことを口に出す
澪彩
あのー…
澪彩
睡眠薬…
「「空気読め」」