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君のためなら。

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君のためなら。

1 - 君のため。

♥

104

2023年04月23日

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I

んぅ〜...っ、はぁ...

授業中居眠りしてたけど、 もう少しで終わるってところで 起きた。

I

チラッ後ちょっとで終わるやん、

きーんこーんかーんこーん

先生の声を遮って大きな音が鳴る。 授業が終わった

I

ないこたぁぁぁぁん!

好きな人に話しかけに行く。 すると、

N

ちっ、...

I

舌打ちなんてせんといてやぁ!

I

な!今日さ、一緒に飯食お!

舌打ちは結構傷ついてる...w でも、俺の気持ちに気付いて欲しくて

ないこにアピールする。

N

え.....

N

はぁ...いいよ...、

明らかに嫌そうやけど、 いいよって言ってくれる、 そういうとこも好きなんよね、w

I

ほんまぁ?!やったぁ!!

I

んへへぇ!ないこたん大好き!!

N

っ...

N

ん...、ありがとーね、

そんな顔しないでよ..そろそろ辛い、w でも、辛いのを顔に出さないように、

I

!ニコッ

I

また昼な!

笑い飛ばして、自分の気持ちを 抑え込む。

I

はぁ...

偽りの自分にため息をつく。 いつまでも気付い貰えない なんて嫌だよ...、

I

お腹すいたぁぁぁ...

ないこと一緒に飯食える! 楽しみすぎて、 ずーっとそわそわしてた...w

I

ないこ!ここいい?

N

ん...、

俺が話してるばっかで、寂しい...、 でもやっぱり、弱いとこを 見せたくないから、話し続ける。

I

〜〜でさぁww

N

...ww

苦笑いですって言ってるような 苦笑いをしててびっくりした。

I

作り笑いしてない?

I

笑いたい時に笑えばええよニコッ

N

!!

I

あ〜...俺と一緒に飯食うんも嫌やった感じ?

I

すまん!無理強いして!

N

ぁ、いや、

I

俺ぼっちで飯食うわw

I

ほんますまんな!

N

...う、うん

ちょっとカッコつけたけど、 言われたらかっこ良かったかな、 どきっとするかも、

I

...なんて、ね、w

I

はぁ...つらっ...、w

作り笑いしてるのは俺も 同じなのになぁ...w

I

ただいまぁ......

I

そんな嫌われるか、?俺...

I

ポロポロ

I

あれ、w

涙が流れる。気付かなかった。 ないこに嫌われてるんだと思うと もっと激しく流れてくる。

I

ひぅ...ッポロポロ

I

ぅ.....ッポロポログスッ

I

...元気で...、いないと、っグスッ

I

ん...、?

ベッドで寝てたはずなのに、何故か 真っ暗闇にいた。しかも、

N

やーっと起きた!

ないこと2人きりで

I

えぁ...ど、どしたん?

N

えっへへ、wまろと遊べると
思って楽しみで...w

I

え...?

まろと遊べる、

まろ、

まろ!?

I

ま、まろって言った!?え、///

N

照れてんの?wかわいーw

I

ないこの方が可愛ええわ!///

N

へへ、嬉しっ!

N

まろ、大す

ピリリリリリピリリリリリ

I

はっ...

夢を見てたんだ。叶わない現実を 見せるなんて。しかも、

I

大好きって言われる前に
夢が覚めるなんて...w

意地悪だ。

I

学校だるいな...

I

ま、行くか...、

N

ねぇ、放課後屋上来てくれない?

I

!?ええの?!

まさかのまさか!?夢が現実に なる...?...ま、きっとないやろな、w

でも希望を捨てたくなかったから、

I

めっちゃ行く!
楽しみすぎるんやけど、!!

...ちょっとはしゃぎすぎたかな...w

N

こ... で、..... 、な...

途切れ途切れで何か聞こえる。 何を言ってるんだろ、気になる、な...

I

?どしたん?

N

...いや、なんでもない、

はぐらかさないで欲しかった。 でももう行っちゃった。

I

ほんとの事言って欲しいだけやねんけどな...、w

I

今日の授業、集中できるかな...w

I

きたで!ないこ!

I

どしたん?なんの用や?✨️

何を言われるか楽しみだ。 今日の夢は正夢だったりして?w

なんて思ったけど、絶対違うって 確信した。ないこの苦しそうな、

N

...っ

顔を見て。

N

...死んでくれない?

I

.......、??

理解が追いつかない。死んでくれ、? ...え?ないこは俺に死んで欲しい?

N

死んで欲しい。

2回目。聞き間違えじゃないんや、 俺の今までの行動が あかんかったんやろ、知らんけど

N

お願い、今ここで死んで?

3回目。好きな人に死ねって 言われたら、生きる気力も無くなる。

足の力が抜けそうだった。

I

...そんな俺の事嫌いやったんや...、

N

っ、

I

ええよ、好きな人のため、

なんでそう思ったのか分からない。 誰だって死ぬのは嫌やと思うし、

I

ないこのためなら。

なによりもっとないこと 話したかった。

N

...ッ、じゃ...ぁ、早く

N

お願い...ッ

ここまで来たら引き返す、なんて 出来ない。だから最期に愛を 伝えようと思って、

I

ん、じゃあな、ないこ

迷惑かもしれないけど、どうしても 言いたかった、自分の気持ち。

I

愛してんで

愛してる。

そう言って俺は飛び降りた。 抵抗もせずに地面に近付いてく。

I

ポロポロッ

あれ、また泣いちゃった、w 死ぬ時は笑顔で死にたいって 決めてたのに。

I

死にたく...ないよ...ッポロポロ

あぁ、ばかだな、俺は。 そう思うんなら飛び降りんかったら 良かったのに。

もうちょっとで地面とぶつかる。 今から死ぬよ、ないこ。

I

俺のばか...ッwポロポロ

グシャッ

ないこのために死んだんやから、

幸せになれよ?

うわ好き((

え、もしかしてわい天才?((やめとけ

終わるねばばい

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