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性別反転 in ゲーム

第2話 - 第二話　パートナー

103

2024年12月08日

#恋愛

#ファンタジー

暴走にんじん

青斗

ん、、ここは、、？

青斗

へっ！？こんな場所現実には無いぞ！！

青斗

(空に翼竜が飛び、人が魔物を連れて歩いている、、)

青斗

マジでリトルメッセージの世界に、、

青斗

あれっ

青斗

何か落ちてる、、

謎の機械

ﾋﾟﾋﾟｯ

青斗

うわぁっ！

青斗

これは、この周辺のマップか

青斗

現在地がここで、、ピンがついてる

青斗

だいたいこういうのってピンがついてるのが目的地だよな、、

青斗

ピンの場所は、お城かな。

青斗

リトルメッセージでは、まず自分の家で目覚めるはずなんだけど、、

青斗

(思いっきり外だな、、)

青斗

とりあえず、道行く人にここがどこか聞いてみるか

青斗

(あ！あの人は声かけられそうだな、、)

青斗

すみません、道をお聞きしたいのですが、

通行人

ん？何だいお嬢さん。こんな魔物の森の近くの街に。

通行人

まぁいいか。たまには一人でこういうところをうろつくのも楽しいよな。

通行人

どこに行きたいんだい？

青斗

お、お、？お嬢さん！？！？

通行人

あぁ、！気に障ったかい？すまないね

青斗

い、いえ！初めて言われたもので、、

青斗

(男だぞ！？人生で初めて「お嬢さん」って言われたんだが、？)

青斗

お、お城に行きたくてですね、このマップピンのところなんですが

通行人

なるほどねぇ、ちょっと遠いからこれを読み込んでおけばいいよ

電子文字盤を謎の機械にかざす

謎の機械

ﾋﾟﾋﾟｯ

謎の機械

マップがインストールされました

青斗

(へえ、マップ読み込みってこうやってするのか)

通行人

はい、これで道順が出たろ？

青斗

ありがとうございます！助かりました！

通行人

よかった。それじゃ、気をつけてね！

数時間後

青斗

いやぁ、すっかり夜になっちまった、、

青斗

ゲームキャラにあんだけ歩かせておいて「早く移動したい」だとか「走るのが遅い」だとかよく言ってたな自分、、

青斗

まぁ、お城にもついたことだし、ゲームの手順的に王様に挨拶、だよな！

王室

王様

おお、よく来たのぅ

青斗

(もう話は通ってるはずだ、、)

青斗

(ここはゲームのセリフ通りに、、)

青斗

王様、私は旅に出かけます。

青斗

旅のパートナーはどこに？

青斗

(この旅は二人で行動するはず。)

王様

そうじゃったな

王様

5分前にはくるように言っておいたのだが、、

青斗

(ん？こんなセリフあったっけ？

王様

いつもは時間厳守なのだが、今日は気が抜けておるのかのぅ

青斗

(そんな甘く接していいのか！？)

ガチャン

ウミ

すみません！遅れてきました！

青斗

(誰だ？ゲームキャラにはいないぞ？)

王様

珍しいの。

ウミ

たまたまくる途中に火吹き猫がいましてね、少し退治しておりました。

王様

なるほど。

青斗

あの、、そちらの方は？

ウミ

あぁ、言い忘れていました！

ウミ

私はウミと言います。あなたの旅のパートナーとは、私のことです。

青斗

私は青、、、

青斗

(待てよ、、現実世界の事は喋れない…)

ウミ

、？どうされました？

青斗

いえ、なんでも。

青斗

私はミズキです。

ウミ

よろしくお願いしますね。

青斗

こちらこそです。

王様

二人の挨拶も終わったところで、

王様

気をつけて行ってくるのじゃぞ

ウミ

承知致しました

青斗

承知いたしました

青斗

(にしても、ゲーム内で性別が変わっているとはな、、)

ウミ

どうかされました？

ウミ

さっきからずっと黙って、、

青斗

いやー、ちょっと考え事が終わらなくてさ

青斗

そういやさ

ウミ

はい？

青斗

いつもは遅れてこないの？

青斗

(このキャラのことはよく知らないし、現世に戻る手掛かりになるかも)

ウミ

え？っと、まあ遅刻はよくするかな…

青斗

(王様は遅れてくることなんてないって言ってたのに…？)

ウミ

さ、最近は気をつけてるけど！

青斗

へぇー？

ウミ

なんだよ最後のハテナは、、

青斗

ははっ

ウミ

ってこんなことより、旅の方だね。

青斗

あぁ、ほんとだ

青斗

確か、ここらに魔物の森があるんだよね？

ウミ

元は魔物が居なくて平和だったのが、魔物の数が急激に増えたから街に降りてくるようになったみたいだね。

青斗

これじゃぁ危ないな、、

青斗

(だから旅に出て異常に増えた魔物の量を減らそうっていう事か)

ｶﾞｻｶﾞｻｯ

青斗

何か音がしたような…

ウミ

森の方からだよ！

青斗

ひょっとして、もう魔物が出てきたのかも！

青斗

(腕が鳴るな！)

ウミ

うん、急ごう！

青斗

音がしたのはこの辺りかな？

ガザッ

ウミ

わっ！

青斗

(後ろから！？)

青斗

うっ！

青斗

いってー…転けた

ドサッ

ウミ

ミズキ！！上上！

獣型の魔物

グオォォォォ！

青斗

うわぁぁ！何この敵！

ボォォォォオオオ

獣型の魔物

………

青斗

ん、？

ウミ

ふぅー、間に合った。

青斗

炎魔法か…助けられたな！

ウミ

魔法の練習しといてよかったよほんと

ウミ

この魔物の肉どうする？食べる？

青斗

いや、匂った感じだと食べるのに向いてないんだ。

青斗

ただ、焼けば他の魔物を誘き寄せるトラップに使えるかもしれない

ウミ

ヘぇ〜。良いこと思いつくじゃん

青斗

(まぁ、かなりリトルメッセージやり込んでるし)

青斗

魔物が好む匂いくらいは大体わかるかな

ウミ

じゃ、一応この肉持っとこうか。

青斗

了解。この肉は後で加工してトラップ作ろうか

ウミ

そうだね！って、新しい依頼が来てるんじゃない？

青斗

え？

謎の機械

ﾋﾟﾋﾟｯ

謎の機械

新しい依頼が届きました

青斗

あぁ、そういえばこれ全然見てなかった、、

ウミ

次は、この依頼とかどう？

ウミ

「大量発生した魔物　魔物名:ウェーブターン」

【性別反転inゲーム】

第二話『パートナー』

資料　ミズキ　　　ウミ

第三話『ミッション』

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もしかしてウミって空さん…？

暴走にんじん

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