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ルナ
行ってきます
春千夜
行ってくる
楓
いってきまーす!
奏
行ってきます
鶴蝶
俺達も行ってくる
蒼
行ってきます
るか
行ってきます
7人いった
樹
なぁ
蘭
何〜
ココ
どうした
竜胆
どうかしたのか
マイキー
？
零
なんだ？
樹
奏と楓のことだ
零
楓と奏がどうかしたか？
ココ
アイツラに何かあるのか？
竜胆
…
蘭
？
樹
楓と奏あいつら本当に兄弟と思うか？
零
は？
零
なんで？
竜胆
俺も思ってた
竜胆
奏はあいつらに、にてない
蘭
それ俺も思ってたんだ…
蘭
性格も真逆だし
零
性格が真逆なのは、双子もそうだろう
ココ
でも奏、
ココ
あいつ髪を染めてるぽいんだよな
零
どういう意味？
ココ
わざと春千夜と、るなに似せているということだ
樹
はぁ
樹
それを気づかせといて僕が答えを知らないとでも？
零
答え？
樹
楓と奏は
樹
双子でもなければ血も繋がってない
零
え？
竜胆
そうなのか
蘭
薄々気づいてた
ココ
ということは楓はるなたちの本当のこと子供で奏だけが違うという意味？
樹
あぁ
竜胆
帰ってきたらあいつらにきくか
蘭
そうだね〜
ココ
あぁ
零
お前はいつからその事実を知ってたんだよ
樹
あの子…楓が生まれた日だ…
蘭
早くから知ってたのに、なんで教えてくれなかったんだ？
樹
奏
樹
あいつは俺が連れてきたんだ
竜胆
はぁ？！
蘭
は？！
ココ
え？！
マイキー
何を言ってるんだ？
樹
あの子は、
樹
楓が生まれた日、
樹
俺の友達のところに行った時だ
千冬
来てくれてありがとうな、
千冬
樹
樹
別に
樹
友達だろ？
千冬
そうだな…
千冬
そんな俺の友達に
千冬
俺の子供をお願いしてもいいか？
樹
は？
千冬
今日の今朝生まれたらしい…
樹
なんで、疑問形なんだよ
千冬
俺は、病気でわかんねーし
千冬
俺の子は千夜という名前だ
千夜
オンギャー
樹
千冬
千冬
ん？
樹
お前にそっくりだな…
千冬
そうだろ？
千冬
名前変えていいし、髪の色も変えていいから
千冬
大切にしてしてくれ
樹
当たり前だろ
千冬
お前に託したぞ！
樹
あぁ託された！
樹
というわけだ
マイキー
千冬は？
樹
託された3ヶ月後に亡くなった…
マイキー
っ！
マイキー
そうか…
樹
千夜は、千冬そっくりに育ってきた…
マイキー
そうだな…
蘭
どうすんの〜？
マイキー
お前はなんで、自分で、育てなかったんだ
樹
できなかった…
樹
千夜が6カ月だったとき、倒れたんだ…
樹
そこから、ルナに、任せて、育ててもらった
樹
この手で、千夜を育てたかった
樹
あいつが帰ってきたら言うつもりだ…
樹
返してくれって…
蘭
それ難しくかもね
樹
わかってる…
樹
だから…あいつは出張中に、千夜に、話してくれる
蘭
そうか
樹
だから
樹
俺もあいつらが行った時に、報告した
竜胆
なるほどな…
樹
千夜は、俺の手で…育てたい…
マイキー
…
マイキー
千冬まで…
樹
託されたのは、俺だから、
樹
あの子が戻って来たくないといえば…
樹
ルナに、まかせるよ、
プルプルプル
樹
俺のスマホだ…
樹
もしもし
ルナ
あ、もしもし
ルナ
今さ、ちょうど空港に、来たんだけど
ルナ
迎えに来てくれない？
樹
は？
樹
なんで
ルナ
奏があなたといたいって
樹
車の中で話したんだな
ルナ
うん
ルナ
最後に聞いたら、樹といたいって
樹
急いで行く！
ルナ
嬉しそうね
樹
千夜は、俺が、育ててたかったから！ﾆｺ
ルナ
あの子を奪ってごめんなさい
樹
俺が倒れたから仕方ない…
樹
でも…あの子から戻ってきたいって言ってくれるの、嬉しいな、
ルナ
急いできてね
樹
あぁ
樹
ルナ！
ルナ
樹！
奏
樹さん！
奏
ｷﾞｭｯ
奏
僕…
奏
樹さんに、育ててもらってたのを
奏
忘れてた…
奏
ごめんなさい…
樹
その気持だけでうれしい…
樹
名前…千夜って呼んでいい?
奏
僕は千夜だもん！
樹
子供が帰ってくるってこんなにも嬉しいんだな泣
ルナ
今まで…千夜を奪ってしまってごめんなさい
樹
いいんだ…
樹
俺と来てくれるか？
奏
うん！
樹
早く帰っておいでるな
ルナ
うん！
樹
いってらしゃい
楓
奏…
ルナ
奏は、自分の居場所を見つけたんだよ
ルナ
楓は、もともと居場所がある
春千夜
そうだよ
楓
うん
春千夜
樹
樹
？
春千夜
行ってくる
樹
いってらっしゃい
ルナ
うん
樹
千夜行こっか
奏
うん！
樹
おいで千夜
千夜
カッコ悪くない?
樹
かっこいいよ
千夜
ところでここはどこ？
樹
千冬…千夜の父親だ…
千冬
（来てくれたんだ…）
千冬
（会おうかなな）
千冬
（千夜は、どんどん昔の俺に、にてきたな…）
樹
千冬〜
樹
会いに来たぞ〜
マイキー
お前たちも来てたのか…
樹
しゅ、首領!
千夜
マイキーさん！
マイキー
っ…
マイキー
髪色、変えたんだな…
樹
元の色に戻しただけですよ
マイキー
本当に、千冬にそっくりだな…
千夜
え？
千冬
（そ、総長？！）
マイキー
武道たちは、元気かな…、
樹
…
樹
元気ですよ、きっと
千冬
武道たちは、元気ですよ
マイキー
千冬
千夜
え？
樹
千冬！
千夜
お父さんなの？
千冬
そうだよ
千冬
千夜
千冬
樹、千夜のことありがとうな
樹
面倒を見れてない…
千冬
いや、十分見てくれた…
千冬
るなといっしよに
樹
千冬
千冬
千夜、
千夜
は、はい
千冬
そんなにかしこまらないでほしいな…
千冬
お前の父なんだから
千夜
わかった
千冬
千夜、お前は、たくさんの人に愛されてたな…
千夜
うん！
千夜
みんなみんな優しいんだ！
千冬
これで、安心した…
千冬
本当は、心配してたんだ、
千夜
え？
千冬
実の両親に、育てられてないと、
千冬
ショックを受けんるんじゃないかって…
千夜
そんなことない！
千夜
僕の、両親は、心の中で生きてるって！
千夜
信じてるから！
千冬
千夜
千冬
たくましい子になったな、
千夜
そうかな
樹
るなのおかげさ…
千冬
樹の、おかげでもあるさ
マイキー
千冬
千冬
どうしましたか？
マイキー
お前が、病気なのしらなかった…
マイキー
お見舞いにも、行けなかった
千冬
仕方ないっす
樹
首領
マイキー
俺を許してくれるか？
千冬
元々許してるっす
マイキー
千冬
マイキー
ありがとうなﾆｺ
千冬
はいっす!
樹
（首領が笑った）
千冬
樹、これからも千夜のこと頼んだぞ
樹
あぁ、頼まれた！ﾆｶ
END
これで特別編は、終わりです
次は、違うほうで本編として出します
名前は『大切な子供たち』
見に来て欲しいです
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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