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暁のヨナ夢

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暁のヨナ夢

3 - ここが水の国....

♥

4,015

2024年01月07日

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ヨナ

ここが水の国....

ハク

雨でびしょびしょだ。とりあえず宿探そーぜ

ジェハ

よし行こうか

ミア

.......

ライ

さみーさみー

店員

9名一泊で1番安い部屋ね

店員

...ふむ、空いてるよ、一人六百リンだ

ユン

ありがとう

ヨナ

緑豊かな水の部族の地....

ヨナ

残念、楽しみにしてたのに雨で何も見えないなんて

ジェハ

雨に濡れた水の地もなかなか風流で美しいじゃないか

ハク

四泉、ここは水の部族領でも有数の港町だな

ユン

うん

ユン

市場のあと少し話を聞いたんだけど、水の部族領の沿岸部が近頃治安が悪いみたいなんだ

ヨナ

水の部族は温和な人柄だと聞いたわ

ヨナ

治安が悪い心象ないけど...

ジェハ

港町は余所者の出入りが多いからねぇ

ジェハ

多少の揉め事はよくあることさ

ユン

なんにしろこの雨だ、暫くは動けないからここで休養を取ろう

ヨナ

...ところで

ヨナ

私とミアも濡れた服を替えたいからちょっと出てって

ヨナ

...ジェハも

ミア

.....

ヨナ

ふぅ、

ミア

ヨナはこの町を見てどう思った?

ヨナ

え?どうって

ヨナ

んーと、

ヨナ

なんだか、不思議な感じのする町だと思ったわ

ヨナ

晴れればもっと美しいのかしら?

ミア

....そうね

―――――――――――――――――

ジェハ

ハク、着替え手伝ってきたら?

ハク

冗談でもやったら鉄拳が飛ぶぞ

ライ

ミアのは特に痛てーぞ

ジェハ

はは、羨ましいね、

ハク

どした?

ジェハ

いや....

ジェハ

そうだハク、ライ

ジェハ

どうせこのまま動けないんだし、ちょっと外に出ない?

ハク

どこに?

ジェハ

花街♡

ジェハ

水の部族の言えば、優雅で洗練された美女がいることで有名なんだよ

ジェハ

せっかく来たのだから、瑞々しい果実を堪能するのも大人の嗜みという

ハク

いかね

ライ

俺も

ジェハ

...ハク...

ジェハ

君がヨナちゃんに一途な愛を注いでいるのはよーく知ってるけど、ガマンのし過ぎは不健康だよ

ハク

黙ってろその目もっとタレさせっぞ

ライ

だいたいなんで俺らだよ?

ハク

龍仲間がいるだろ

ジェハ

彼らは何か違う!!分かるだろ!?

ハク

ワカルケド

ジェハ

ハクやライなら一緒に行っても楽しそうなのにな

ヨナ

どこにいくの?

ジェハ

女の子のいる店♡

ハク

てめ...

ライ

おいっ

ミア

...はぁ

ヨナ

行ってらっしゃい

ハク

行きませんよ

ヨナ

...そうなの?

ジェハ

やれやれ、じゃ僕は1人で散歩してくるよ

ヨナ

ジェハ!

ヨナ

気をつけてね...!

ジェハ

うん

ミア

......

ミア

私も行くわ

ライ

は!?

ハク

は?

ジェハ

え?

ミア

聞こえなかったの?私も行くって言ったのよ

ハク

いやいや、お前こいつが行こうとしてる場所がどういうとこか分かってねぇだろ!?

ライ

ミアはまだ無知なんだ、過ちくらいある

ミア

何言ってるのよ

ミア

男女が戯れる場所。このくらい知ってるわ

ジェハ

え?君、女の子だよね?

ミア

当たり前じゃない

ジェハ

えっと、?

ミア

別に、女でも入る方法なんて沢山あるでしょ

ハク

!?

ジェハ

君、まさか....

ライ

駄目だ行かせない

ミア

...私の心配をしているんでしょうけど、生憎、そんな必要はないわ

ミア

もうしくじらないし、何かあったらジェハがいるでしょう?

ジェハ

それはそうだけど...でも

ミア

もう、これ以上しつこく言うなら引きずってでも行くわよ

ハク

....わーった、わーったよ!

ハク

タレ目がいるからそこまで心配しなくていいだろ

ハク

ただ、危険を感じたら戦闘せずに逃げること。わかったか?

ミア

分かったわ。

ヨナ

ミア、気をつけてね?

ミア

えぇ。

ジェハ

はぁ、気が重いねぇ

ヨナ

.....大丈夫かしら

ハク

まぁタレ目がいんだから少なくとも拉致はされねーだろ

ユン

でも、やっぱりもう1人くらいつけるべきだったかな?

キジャ

そうだ!危険ではないか!

ライ

いや...ミアは意味もなくあんなわがまま言わねーよ

ハク

あぁ、大勢で行っても目立つから、あいつの判断は正しいと言える

ユン

そっか.....

ジェハ

人っ子一人いないねぇ

ミア

そうね

ジェハ

.....で、どうしてわざわざ僕と一緒に?

ジェハ

まさか僕と2人きりになりたかったとか?

ジェハ

なーんて、冗談....

ミア

そうよ。

ミア

貴方と2人きりになるために出てきたの。

ジェハ

...え?

ジェハ

それはどういう....?

ミア

貴方、この町の異変に気づいているわね

ジェハ

ジェハ

なるほどね...君も気づいていたのかい

ミア

えぇ、ハクも勘づいてはいたけれど、まだ自覚していない

ミア

だから貴方と話をしに来たの

ジェハ

...そうかい

ミア

この町について、どう思う?

ジェハ

うーん、まず、人がい無さすぎる。それに、なんだか、なにかに支配されているような感じがする

ミア

...流石ね。全くの同感よ

ミア

恐らく何かしらの方法で支配されている、または荒らされている

ミア

人がいないのもそうだけど、たまに見る人の目は死んだ魚のようだった。

ジェハ

...よく見ているんだね?

ミア

勿論よ。それでだけど、貴方は花街の中から情報を探してきて欲しい。

ジェハ

え?

ミア

あれ、行くんじゃなかったの?

ジェハ

あ、あぁ、行くさ

ジェハ

勿論だ。調べてくる

ミア

私は他の場所も見てくるから、頼んだわよ。

ミア

くれぐれも気をつけて。勧められたものを軽々しく口にしないこと。

ジェハ

はーい

ジェハ

君こそ、1人になるわけだから、くれぐれも用心しておくれよ

ミア

わかったわ。

ミア

3時間後にまたここで落ち合いましょう。

ジェハ

りょーかい

―――――――――――――――――

ミア

.....遅い

ミア

おかしいわ。

ミア

.....探しに行くか...

ミア

....!?

ジェハ

.....

ミア

ジェハ!!

ミア

.....脈はある。ただ速さがおかしい。

ミア

この症状....麻薬....?

ミア

身体も冷えてる。このままじゃまずい。

ヨナ

ミアー!

ミア

...ヨナ!?

ハク

おい、大丈夫か

ヨナ

ゼノたちがジェハの気配がおかしいって言ってたから探してたの...!

ヨナ

ミア、ジェハは、ジェハは大丈夫なの?

ヨナ

死なない....?

ミア

死なない。少なくとも今のところは。

ミア

誰か温めるための毛布と何か縛れるものを持ってきて。私はジェハを部屋に運ぶわ。

ハク

お前、大丈夫か?

ミア

時間が無い、急いで。

ユン

わかった、!

ジェハ

ぐっ、あ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!

ミア

.....

ヨナ

ジェハ....!!

ミア

離れなさい

ユン

ジェハは、大丈夫なの?

ハク

暴れてる。恐らく麻薬を飲まされたんだ

ユン

俺が診るよ...!中に入れて!!

ヨナ

ハク、私も....!

ミア

駄目よ。

ハク

ミアの言う通りだ。危ねぇから俺がいいっつーまで外で待ってろ

ヨナ

でも....!

ハク

こいつもこんな姿、誰にも見られたくねぇだろーよ

ジェハ

がぁぁ、ぁ"っ、う"ぅ"っ.

キジャ

...、

ミア

麻薬の種類はだいたい分かった。ユン、薬草を準備して。あくまで症状を和らげるくらいだけど。薬を作るわ。

ミア

手伝ってくれるわね?

ユン

...!

ユン

うん、もちろんだよ、!

ヨナ

ミア、私は....

ミア

ヨナはとりあえず落ち着くこと。こちらが焦っていても何にもならない。

ミア

ただジェハの無事を祈って。それだけよ

ヨナ

分かったわ....

ミア

ユン、行くわよ

ユン

うん!

ミア

出来た。

ミア

ハク、私が入るわ

ハク

待て、まだ....!

ミア

一刻を争う自体なのよ。

ミア

症状を和らげる薬。早めに飲ませた方がいいわ

ハク

それなら俺が....

ミア

ハクは他にやることがあるでしょ

ハク

....!

ハク

そうだな

ハク

任せる

ミア

....麻薬は吐き出させたの?

ハク

いや、どうにかして吐かせようとはしたが無理だった

ミア

わかったわ。

ミア

(この薬が、役に立てばいいけど)

ジェハ

(痛い、痛い!全身の骨が砕けそうだ....!)

ミア

ジェハ

ミア

薬を飲んでもらうわよ

ジェハ

ぐっ、がぁっ、ぁ、

ジェハ

ぐ、るな"っ、

ミア

......

ミア

私の方が小回りが聞くし、どうにかして口を開かせるしかないわね

ミア

ごめん、ジェハ

ミア

失礼するわ

シュッドカッ

ジェハ

ゔゔ、ぐっ、

ミア

口を開けて。

ジェハ

ゔ、がぁっぁあ!!

ミア

今....!

ミア

.....ふぅ、

ミア

何とか飲んだ、あとは脱出だけど....

ミア

蹴り飛ばした先が扉とは、、しくったわね...

ジェハ

ぐぅっ、ぁぁぁ!

ミア

!?

がしっ、ドサッ

ミア

っ!

ジェハ

ぐっ、ぅぅ!!

ミア

(しまった....真っ向からの力では勝ちようがない.....)

ミア

....

ドカッ!!

ミア

結構強く蹴り飛ばしてしまったけど....仕方ないわよね

ハク

....!

ハク

大丈夫だったか?

ミア

えぇ、少し危なかったけど。

ハク

おいおい...

ミア

とりあえず、あの薬は即効性だから、もうじき効き始めるはず。

ミア

落ち着いたら、中へ入ってもいいわ。

ミア

目を覚まして暴れようとしたら縄で縛っておきなさい

ハク

はいよ

ジェハ

......パチ

ヨナ

スー、スー、

ジェハ

.......

ハク

.....

ジェハ

...そんな恐い顔をしなくても、ヨナちゃんを取って食いはしないよ

ハク

ばーーか

ハク

誰もそんな心配してねーよ

ハク

ま、ミアの方は取って食いそうだったらしいけど?

ジェハ

....!

ジェハ

嘘だろう.....情けないな.....

ハク

...てめぇにしては軽率だったんじゃねーの?

ハク

遊郭行ってヤバいもん飲まされるなんてよ

ジェハ

...飲まされたんじゃない、飲んだんだ

ハク

...訳ありでも駄目だ

ジェハ

....ごめん

ミア

....だから軽々しく口にするなって言ったのに

ジェハ

ミアちゃん...

ジェハ

ジェハ

ハクから聞いたよ、正気じゃなかったとは言え本当にすまなかった...

ミア

申し訳ないと思うなら二度と同じような無茶しないこと。それと、今はゆっくり寝て休むこと。

ジェハ

ミアちゃん...

ミア

.....ジェハは、思いやりが強すぎるのよ

ミア

優しさが勝って、自分を危険に晒す

ミア

次やったら許さないから

ジェハ

はは、参ったねぇ

ヨナ

ジェハ!起きたの、?

ユン

大丈夫?

ジェハ

あぁ、平気.....

ハク

...寝てろ

キジャ

そうだ寝ていろ!

ヨナ

寝てなさいっ!

ジェハ

....君らもねー笑

ユン

飲んだもの吐かせよーとしたんだけど...

ハク

あぁ、俺がみぞおちにドスッと

ジェハ

...道理でさっきから骨が砕けそうに痛いわけだよ....

ハク

感謝しろよ、最初は白蛇がやるところだったんだ

ハク

さすがに死ぬだろって俺が代わりに

ジェハ

いやハクでも死ぬから。普通は死ぬから

ジェハ

死因は薬じゃなくて撲殺だから

ユン

強い麻薬ならこの後も症状が出るかもしれない

ジェハ

大丈夫、麻薬は慣れてる

みんな「慣れてる....?」

ジェハ

あっ、いやうそうそ

ユン

....なんか危ないよね、ジェハは

ジェハ

えっ

ゼノ

アブナイアブナイ

キジャ

外に出さぬ方がいいな

ジェハ

え"っ

ハク

二度と阿呆をしないように躾が必要だな

ジェハ

え...

ユン

ミアの言う通り縛っとく?

ジェハ

え...っ♡

ミア

とにかく今日は寝ておいて貰うわよ

ハク

もっかい気絶させるか?

ライ

麻酔針もあるぜ

ジェハ

ちょま...今の体力でさすがにそれは...

ジェハ

はっ、

ジェハ

本当に眠らされてた...

ジェハ

って、ヨナちゃん達は...!?

ジェハ

ジェハ

シ...シンア君?皆は?

シンア

外...

ジェハ

君は何してるの?

シンア

留守番...と...見張り...

シンア

禁断症状で暴れても見守れって

ジェハ

この狭い部屋で君に見守られる方が暴れそうだよ

ジェハ

ヨナちゃん達はいつ帰ってくるの?

シンア

わからない...

シンア

昨日ジェハがいった店調べるって

ジェハ

!!

ブチッ

シンア

あ....

ジェハ

シンア君、退くんだ

キジャ

...昨夜ジェハが倒れてたのはこの辺りだ

ユン

どうしたのヨナ?

ヨナ

なんか....誰かに...見られてるような....

ユン

えっ

ヨナ

気のせいかな

ゼノ

娘さん、あっちでなにかあったみたい

ミア

...!

ヨナ

、!

ライ

死んでる...

ユン

この人どうしたの!?

通行人

昨日の雨で足を滑らせたんだろ、、ちょっと退いてくれ、片ずけるから

ユン

....あの人...爪が変色して歯が抜け落ちてた

ユン

溺れただけであんなふうになるかな

ハク

この町の連中も変だぞ

ハク

人が死んでるってのに誰も驚いた様子がねぇし、顔色ひとつ変えねぇ

通行人

うぁぁぁぁ!ぁぁぁぁあ!

キジャ

どうした!?

通行人

ぁぁぁ!ぁぁぁぁぁぁ!

キジャ

...!落ち着け!

ハク

ビビらせんなよ白蛇

キジャ

私のせい!?

ユン

キジャのせいじゃないよ、この人正気じゃない

ミア

昨日ジェハが飲まされた麻薬と同じものを飲んだようね。

ヨナ

この町...どうなっているの...?

通行人

あんたら...旅の人かい?

ヨナ

えぇ...

通行人

ならこの町には長居しない方がいい。早く出ていくことだ

ヨナ

あの...この町はどうしたの?

通行人

さっきの奴を見ただろう?

ミア

あの人。麻薬中毒者よね?

通行人

...薬で壊れた人間も、死体も。この町では珍しくないのさ

ユン

治安が悪いとは聞いてたけど、まさか麻薬が横行してるなんて...

通行人

ここはまだマシだ。沿岸部ではもっと酷い所もある

ヨナ

えっ、ここよりも?

ヨナ

どうして沿岸部ばかり....

通行人

沿岸部だからさ

通行人

戒帝国....正しくは南戒の商人が水の部族の港町に"ナダイ"という麻薬を持ち込んだんだ

ヨナ

南戒が!?

ユン

ナダイ...聞いた事ない麻薬だ

通行人

高華国では流通してない麻薬だ。だから最初はこれの凶暴性に気が付かなかった

通行人

飲んだすぐは快感を覚え、痛覚が麻痺するらしいが

通行人

徐々に幻覚を見たり、全身が砕けるような痛みにより凶暴化するんだ

ユン

対処法はないの?仲間が巻き込まれたんだ

通行人

なんだって!?

通行人

対処法はすぐ吐かせるか強い禁断症状に耐えるしかない

通行人

1度ナダイに溺れた人間はどんな法外な値段を手に入れようとするだろう

通行人

南戒商人はそいつらを鴨にそいつらをカモに次次とナダイを広めていく...

通行人

気づけば四泉の人間の幾つかは取り返しのつかない状態になってたんだ

ユン

...おじさんは、飲んでないみたいだけど逃げないの?

通行人

こんなんでも故郷だ、簡単には捨てられねぇ

通行人

もっとも南戒の奴らが幅を聞かせてて、商売もボロボロだがな

キジャ

...穏やかで美しいはずの水の部族の地がこのような病に蝕まれていたとは...

ヨナ

もう少し調べましょ

がしっ

ヨナ

...!

ヨナ

ジェハ!

ヨナ

...とシンア

ジェハ

しんどい鬼ごっこだった...

シンア

ヨナごめん...

ミア

まだ動いては駄目よ。

ヨナ

そうよ、安静にしてないと...

ジェハ

君こそどうしてじっとしていないんだ

ジェハ

この町の事情に首を突っ込むのはやめるんだ。危険すぎる

ミア

...!

ヨナ

ジェハ...

ジェハ

ここに巣食う闇は阿波よりも厄介で根深い...早くこの町を出た方がいい。

ジェハ

下手に関わると死ぬぞ

ヨナ

.....(フルフル

ジェハ

...っ

ジェハ

言うことを聞け!!!!

ハク

....

ヨナ

...今私が危険を回避しても、それはいずれ国の危険となるわ

ヨナ

四泉だけじゃない。高華国沿岸部...ギガン船長達のいる阿波も危険に晒されるかもしれない

ヨナ

退けないわ...!

ヨナ

民の苦難と闘うために、私は今旅をしているのだから

ヨナ

それに、貴方を苦しめた麻薬を、私は許さない。

ジェハ

...ずるいじゃないか、そんな言い方

ジェハ

わかったよ

ハク

...珍しいじゃねーか、声を荒らげるなんて

ジェハ

不覚だよ...

ジェハ

彼女らといると、らしくないことばかりしてしまうな

ジェハ

ホント、困る

ハク

ま、俺は昨日からお前の珍しいとこばっか見たから、それ以上はねーよ

ジェハ

...ハクはいじわるだね....

ヨナ

...?.

キジャ

どうしました?姫様

ヨナ

....なんでもない

ヨナ

(やっぱり....視線を感じるなぁ)

シンア

.....ジー

ミア

...💧(露骨に見すぎ....)

ミア

ヨナも気づいているでしょ?どうする?

シンア

...追う?

ヨナ

いいわシンア

ユン

ヨナ、夜 人が集まりそうな店に話をつけておいたよ

ヨナ

ありがとう

ヨナ

このまま調べていで埒が明かないものね

ユン

でも....やっぱ危険だよ、ねぇジェハ

ジェハ

僕はもう何も言わないよ

ジェハ

でも命の危険があると判断したら、君が何を言っても抱いて逃げるから

ヨナ

...気をつける

ヨナ

じゃあ、始めましょう

ミア

(ヨナに危険が迫ったら即刻対処する)

ミア

(それが私の役目)

通行人

イテェ....

「離して...!」

ミア

「やめてったら!...やめてよ、やだ!」

通行人

ゔあ"ぁ"ぁ"ぁ"!!

バキッ

ミア

....!!!

ミア

(しまった、助けに入るのが遅れた)

ヨナ

....!

「助けて....」

通行人

ゔあ"あ"!!!

バキッ!!

ミア

そこの貴方、

ヨナ

大丈夫?

ミア

助けに入るのが遅れてごめんなさい。ほら、立って

リリ

......?

ヨナ

手当しましょ

通行人

うっ......

リリ

...起きた...!あの男、あんたが倒したんじゃないの?

ヨナ

やっぱりそんなに効いてないか...

ミア

手加減しすぎたわね

リリ

力無いのに飛び出してきたの?

ヨナ

えぇ、貴方が鼻血出してたから

リリ

はっ...!鼻血なんて出してないわ...!

ミア

ダメよこすっちゃ

ミア

!ヨナ後ろ...!.

ヨナ

っ!

通行人

どうした踊り子

通行人

もっと踊れ

ミア

目障りだな

バキィッ!

通行人

ぐぁ!

ガシャーン!

「ギャハハハハハ!!!」

リリ

ひっ....

ヨナ

逃げて!

ミア

ヨナこそ逃げなさい!この子は私に任せて!

ヨナ

ごめん、分かった....!

ゼノ

とーーーー!

ゼノ

まぁーーーー!

ゼノ

れぃっ!

ゼノ

娘さん逃げて...!うおっ!

ヨナ

ゼノ!

ゼノ

兄ちゃん!殴り足りないならこっちだ....!

ミア

(やはり正気じゃない)

キジャ

寄るな

キジャ

頭を潰されたくなかったらな

キジャ

...寄るなと言っている

通行人

がぁっ、ぁ

ヨナ

キジャ...!

ヨナ

キジャ落ち着いて、この人たちは...

シンア

ヨナ

シンア

斬っていい?

ヨナ

ダメ!シンア!

ヨナ

この人たちは薬のせいで....

ミア

あんたたち....

ボカッ

キジャ

ヴっ

シンア

イテッ

ミア

揃いも揃っていい加減にしなさい

ミア

ったく、目的を忘れたのかしら?

がしっ

ヨナ

っ...!

ドカッ!

ハク

...

ミア

...

ジェハ

...

ハク

客に飛び蹴りかました人が何言ってんすか

ジェハ

全く、どんな教育を受けたお姫様なんだい

ヨナ

ジェハの真似してみたの

ハク

お前か悪い見本は

ジェハ

道理で美しい蹴りだ!

ユン

ハク!ジェハ!店で暴れている人を止めて!

ジェハ

今の騒ぎで火がついちゃった見たいだね

ハク

よーするに薬切れだろ

ハク

....こいつら不死身か?

ジェハ

ナダイをやっている証拠さ。感覚が野卑してるんだ

ユン

ナダイに関わってそうなひとは捕まえて!!話を聞く!

ミア

私は闘わない子達を守るわ。客は頼んだわよ。

ハク

へーい

ジェハ

勿論さ

ライ

畏まりましたオジョーサマ

キジャ

加減が難しいな...

シンア

ヨナ、守る

ゼノ

うっしゃ任せろ!

ハク

話が出来る状態ならいいけどな

ジェハ

ユン君、あっちの怒りで我を忘れてる人はどうする?

ユン

一般人だからむやみに傷つけないよーに!

ジェハ

傷つけないように...ね

ジェハ

難しいことを言ってくれる

ミア

ヨナ、ユン、守るからこっちへ来て

ヨナ

うん

ユン

分かった!

リリ

はっ、はぁっ、はぁっ

ミア

落ち着いて

リリ

ミア

ゆっくり呼吸をして。騒ぎはそのうち収まるわ。暴れていた人達もいなくなるから。

リリ

うっ....うぅっ、

ぎゅ

リリ

うぅっ、うぁぁぁ!ポロポロ

ミア

ん、いい子ね....

ジェハ

薬のせいとはいえ、女の子を殴るなんて万死に値するね...

ユン

でも幸い鼻骨は折れてないし、これなら数日で腫れは引くよ

ヨナ

良かった...

ヨナ

貴方、名前は?

ヨナ

ずっと私達を見てたわよね?訳を聞かせてくれる?

リリ

じ、自分から名乗るのが礼儀ではなくて!?

リリ

あんた達、怪しいのよ!格好も変だし、町の中調べ回ってるし...踊り子やってると思ったら飛び蹴りするし!

ジェハ

...ヨナちゃん、君だろ

ヨナ

えーっ戒帝国の服きてるジェハだって

キジャ

やはりシンアやミア殿の面だろうか

ユン

いや気づけ全員怪しんだっつの

ヨナ

私はヨナ、色々あってあちこち旅していて...

ヨナ

ここで麻薬が横行していると聞いて調べていたの

リリ

ヨナ...緋龍城の失踪した姫の名前ね...そういえばさっき誰かが姫様とか言ってたけど....

ユン

そう!そうなんだ!ヨナ姫と同じ名前なの。みんなシャレで姫ってあだ名で呼んでるんだ!

リリ

ふうん....

リリ

そんなことだと思った。大それたあだ名つけるのね

リリ

それに、麻薬を調べてたってなんのために....

ハク

おい

ハク

暴れてたやつは縄で縛っといたが、あれはかなりの中毒者だ

ハク

薬を欲しがってまだ暴れてる

リリ

......カタ

ミア

...入手経路は

ハク

数人は人づてで入手したらしいが....

ハク

おいタレ目

ハク

水麗って店...お前が薬飲まされたとこじゃないのか?

ハク

さっきのやつらもそこから買ってるんだとよ

ユン

やっぱりその店に行くしかないよジェハ

ハク

お前店の場所中々教えやがらねぇもんな

ハク

...お前が黙っててもあいつらから聞き出せんぞ

ジェハ

...わかったよ

ジェハ

ただし踏み込む時には僕の指示に従って貰う

ユン

それでいいよ、じゃあ明日にでも乗り込もう

ジェハ

いや、中にいる女の子達には危害を加えたくない

ジェハ

まずは潜入して様子を探る

リリ

えっ、、何...何をするの?

リリ

麻薬を調べてるって言ってたけど

ヨナ

ナダイって麻薬を客に渡してる店があるの。その元凶を突き止めてやめさせるのよ

ヨナ

どうしたの?

ヨナ

傷が痛む?

リリ

あんた...この町の人間じゃないんでしょ

リリ

四泉出身でもないのに、どうしてわざわざ危ないことに首を突っ込むの?

リリ

強くもないのに飛び蹴りなんかして....よく分からない子ね

ヨナ

.....そうね、強い飛び蹴りの練習をしておくわ

リリ

誰もそこに練習求めてないわよ

リリ

....あんたも、その店とやらに行くの?

ヨナ

えぇ

ハク

言っとくけど、姫さんは明日の作戦、不参加だからな

ヨナ

えーっ?どうして?私も行く

ハク

危険なんだよ

ジェハ

ヨナちゃん、今回は僕らに任せてお留守番してて

ヨナ

そんな....皆が戦うのに....

ハク

大丈夫です、ユンとゼノとミアは置いて行きますから

ユン

....ヨナ、水麗って、なんの店か分かってる?

ヨナ

....でも作戦でしょ

ヨナ

遊びに行くわけじゃないんでしょ

ハク

ないですけど

ミア

私はついて行くわよ。

ジェハ

ミアちゃん、今回の作戦は危険なんだよ、分かってくれ

ハク

そうだ。少なくとも女は参加させない

ミア

嫌よ。

ライ

...やれやれ

ライ

言い始めたミアは言うことを聞かないぞ

ハク

....とにかく、ダメなもんはダメ

ミア

....貴方達は思いやりが強いから。

ミア

ジェハみたいにわざと飲んだりしたらたまったもんじゃないわ

ジェハ

ギクッ

ハク

いや...んな事‎もうしないっすよ....

ミア

大体、ジェハにも先に言っておいたのよ

ミア

信用出来ない

ハク

....

ハク

はぁ、女がいると色々やりづらいんです

ヨナ

やりづらいって何が?

ハク

作戦に決まってんだろ

ジェハ

ぶはっ

ハク

...何笑ってんだタレ目

ハク

とにかく、行くのは俺とこいつとギリギリ白蛇。シンアは....無理か...

キジャ

なぜ私はギリギリなのだ?

ジェハ

ヨナちゃん、ミアちゃん、冗談抜きで危険なんだ。とっとと行って調べて来るから待ってて

ミア

....ついこの間まで危険な状態だったくせに(((ボソ

ジェハ

はは、そこをつかれると痛いなぁ笑

ぽんっ なでなで

ジェハ

本当に気をつけるから。そんなに心配しないでおくれ

ミア

....はぁ、次しくったらこの町に縛り付けて置いていくからね

ミア

それと、私を子供扱いしないように。

ジェハ

ごめんごめん

「リリ様ー!!」

アユラ

リリ様

テトラ

もうっ、お探ししたんですよ!?

リリ

...アユラ、テトラ!

テトラ

まぁリリ様ったら、噂の殿方達と遊んでらしたの?うふふ

アユラ

テトラ

テトラ

....え

テトラ

あらあらまぁまぁどの殿方ですの?リリ様に怪我させたのは

テトラ

3倍返しでよろしくて?

リリ

...違うわ、ちょっと騒ぎがあって...助けられたのよ

テトラ

まぁ

テトラ

これはとんだご無礼を

アユラ

リリ様がお世話に

ヨナ

良かった、身内の人が来てくれて。これで無事に帰れるわね

リリ

1人でも帰れるわよ

ハク

(リリ様....?)

テトラ

本当に、男前揃い......

リリ

アユラテトラ行くわよ

テトラ

はあい

ヨナ

あら

リリ

やだー偶然ーーよく会うわね

アユラ

こちらが不審者ですリリ様

リリ

こんな所に集まって何をしてるの?

ヨナ

えーと....

ヨナ

お金が無くて宿を出なきゃ行けなくて、昨夜はここで野宿したの

リリ

...嘘

ヨナ

ホント

リリ

貧乏ってすごい!!

ゼノ

それほどでもぉー!

シンア

..ぺこり

ユン

ゼノ、シンア、褒めてない

ミア

貶されてるのよ

リリ

信じられないっ、あんたら女でしょう!?こんなところで男共に囲まれて野宿なんて...!

ヨナ

平気よ、みんな仲間だもの

ミア

手を出したらぶん殴るし

ユン

安心と安定の男共です

ジェハ

それはどうかなー

ハク

そういうことにしとけ

リリ

でも...ほらっ、虫とかいるし、寝床は固いんじゃ....

キジャ

虫...!?

ヨナ

山の中に比べたら快適よ

ヨナ

それに、昨日暴れてた人たちの様子も気になるし

ヨナ

....数人は家族が引き取りに来てくれたけど、この人たちは昨夜からこのままなの

ヨナ

お水よ、飲んで

「うぅ.....」

リリ

...あんた...怖くないの...?

リリ

その人、昨日あんたを押さえつけてた人じゃない

ヨナ

....この人ね.....昨夜は自分が家族を殺す幻を見るって泣いてたの

ヨナ

だから、弱い心がナダイに支配されてしまっていても、治りたいと、願ってると思う....

ヨナ

本当は縛りたくなんてないけど、時々酷く暴れるから...

「おかあさん...おかあさん....ごめんなさい....」

リリ

.....っ、なぜ彼らは麻薬に手を出したのかしら

ジェハ

理由は様々だと思うけど、少なくともこれから行く水麗という店で飲まされた人は

ジェハ

知らずにか無理やりだと思うよ

リリ

......仲間が出かけてる間、あんた達はどうするの

ヨナ

ここで待つわ

ヨナ

この人たちをこのままにはしておけないもの

リリ

彼らはこの町の診療所に保護させるわ。ここで縛っておくにも無理があるでしょ

ユン

えっ、でも...

ユン

この町では依存症患者が多すぎて引き受けて貰えないよ

リリ

アユラ

アユラ

はい

リリ

ひとまず必要なお金を診療所に渡して置くから、あんた達は私のいる宿に泊まりなさい

ヨナ

どうして...

リリ

昨夜の飛び蹴りと手当のお礼よ!有り難く受けなさい

ハク

それは正直助かるな

テトラ

とんでもないリリ様の恩人ですもの

ハク

ついでに女らしさも教えて貰ったらどうです?

ヨナ

ハク!

テトラ

こっちの宿には温泉があるんですのよ〜女の子なんだから綺麗にしないと♡

ジェハ

じゃあ僕もそっちの宿に

ハク

おめーは潜入捜査だろ

ヨナ

ハク

ミア

....

ハク

すぐ戻ります、のんびり待っててください

ミア

危ない真似をしたら承知しないわよ

ハク

わかってますよ

ヨナ

こんなに綺麗な宿初めて....

リリ

四泉で最も高級な老舗宿よ。あんたらには滅多にない機会でしょうから欲しいものあったら言いなさい

テトラ

でもリリ様がお友達をお誘いするなんて珍しい〜〜

リリ

お友達じゃないわよ

リリ

それにしてもあんた....そのアザなに

テトラ

本当。女の子の体になんて事

ヨナ

ちょっと護身用に剣を習ってて

アユラ

剣?

テトラ

まぁ、そんな小さな体で

ヨナ

まだ全然下手なのだけど...

リリ

....あんなに強い男どもがいるのに、あんたが剣を扱う必要あるの?

ヨナ

みんな...私の縦になろうとするから

ヨナ

足でまといになりたくないの

ヨナ

....それにしても、ミア、遅いなぁ

リリ

あの仮面女?

テトラ

まあまあ、恥ずかしがってるのかしら

ガラガラ

リリ

ミア

....

ヨナ

ミア、お風呂でもそれ、外さないのね

ミア

....顔を見られたくないからね

ヨナ

....!!?

リリ

ひっ!

ヨナ

ミア、!その身体中の傷は....!

テトラ

酷い、古傷ね、ここまで残るものはそうそうないですわよ

テトラ

女の子の身体に障害残る傷をつけるなんて....

アユラ

見るに堪えない、酷い傷ね

アユラ

これはどこで?

ミア

昔の話よ。

リリ

....痛く、ないの?

ミア

...痛くないわ。大丈夫

ヨナ

そう....

リリ

....ていうか、男共の3人が花街に行ってるのよね?

リリ

.......本当馬鹿な生き物ね!!男は!!忘れなさい!

ヨナ

だから違うし!!皆はナダイを止めに行ったんだし!

リリ

分からないわよ男なんて裏で何してるか

ヨナ

別にそういうところに行ったっていいの!でも今は作戦中だもの

ヨナ

ハクたちはそういうことで嘘はつかないと思う

リリ

本当に剣術をやっているのね

リリ

弱そうだけど

ヨナ

ゔ....

テトラ

可愛いじゃない〜〜

アユラ

....でも筋はいいわ

ヨナ

本当?

アユラ

えぇ、動きに無駄がない。師匠がいいのね

ヨナ

ヨナ

ふふっ....

ヨナ

ハクたち...遅いなぁ....

リリ

花街に行ってるんでしょ?朝まで帰って来ないわよ

ヨナ

帰って来なかったとしても作戦行動だから

リリ

あんた騙されてるのよ

ヨナ

違うったら

テトラ

うふふ

テトラ

本当にリリ様にお友達が出来てようございました

リリ

なっ

テトラ

リリ様は昔からお友達がいらっしゃらなくて、同じ年頃のお嬢様がいても直ぐに喧嘩になってましたでしょ

リリ

おだまりテトラ。だいたいこんな田舎娘友達じゃないわよ

ヨナ

そうね、友達じゃないわ

リリ

....

リリ

友達なんていらないわ、話し相手ならテトラ達で十分よ

テトラ

私達なんかあてにしちゃダメですよ

テトラ

何しろお父上様からお給金でてますもの

テトラ

それにしても今日は良い月夜ですこと....私宿のものに頼んでお茶とお菓子を頂いてまいります

ヨナ

ふふ、なんだかワクワクしちゃう、女だけの会話も楽しいものね

ヨナ

あっ、そうだ

ヨナ

ユン達も呼んでこようっと

リリ

ここに男を投入するの!?あんた今女だけで楽しいって....待ちなさいよテトラにお茶とお菓子追加しさせなきゃ....!!

アユラ

私が行きます

リリ

いいわ

リリ

アユラはここで待ってて!

アユラ

はい

ミア

....胸騒ぎがする

ミア

この宿も何かがおかしい

ミア

調べなくては

リリ

テトラ!

テトラ

リリ...様...逃げ....

リリ

テトラ....っ!

ヨナ

ダメよ下がって!

ヒヨウ「行けませんよここは立ち入り禁止なんですから」

テトラ

ヨナ...ちゃん...リリ様を連れて...逃げ...て

テトラ

この人はナダイの....

テトラ

水の部族にナダイを持ち込んだ...密売人....

ヨナ

....!

ヨナ

っ....!

リリ

なにして....!

手下「どけ、剣なら俺だ」

ガッ

ヨナ

あっ...!

ヒヨウ「ふん、剣など持ち出すから何かと思えば...」

リリ

や、やめなさい...!あんたじゃ無理よ...っ!

リリ

きゃ

手下「こいつ....!」

ヨナ

.....っ!!

「あいつ、小娘相手に何遊んでるんだ」

リリ

うっ...

ヨナ

リリ!

ヨナ

私から離れないで!

手下「小賢しい....!何を守れる気でいる!先刻から俺の一撃を受けるだけで精一杯のくせに!」

手下「勝敗の帰趨は明らかではないか!」

ヨナ

くっ....

ヨナ

確かに...私は強くない...!

ヨナ

でも...あなたの剣は鈍い

ヨナ

私は、貴方の100倍速くて重い剣を知ってる

ヨナ

(ハクに教えてもらったことを思い出して)

ヨナ

はっ!!

手下「ぎゃぁぁ...足が...っ!」

ヨナ

はっ、はぁ、

リリ

あ、あんた....

ヨナ

は、

ヨナ

危ない!!

ザシュッ!

ヨナ

っ、!

ミア

っ......!

ミア

(ヨナに傷が.....私が遅かったせいで....!)

ヨナ

ミア....

リリ

あんた私を庇って....

リリ

どうして、どうしてそんな自己犠牲ができるの!?あんたおかしいわよ!!

ヨナ

....自己犠牲....?

ヨナ

私が?

ヨナ

私は生き抜くために闘ってるの。理不尽な力に屈する気なんて毛頭ない

ミア

遅くなってごめん、ヨナ。

「誰だお前は!」

ミア

...それはこちらのセリフ。

ミア

貴様、よくもヨナに傷をつけてくれたな......

ミア

......

ミア

状況から察するに、こいつらが例の密売人、逃げようにもテトラが殺されてしまうので逃げられない。仕方なくヨナが剣で堪えていた、というところか

ヨナ

えぇ、そうよ、ごめんなさい、力になれなくて....

ミア

あの男、ヨナが倒したのね

ミア

見事な剣術よ。ヨナ、よくやったわ。

バタバタ...

ユン

ミア、ヨナ!

ミア

...ユン、ヨナの手当を早急に

ユン

....!背中に傷が....わかった、直ぐに手当する

シンア

フーっ、フーッ

ミア

...シンア落ち着きなさい。

ミア

(ヨナの傷はまだ浅い、テトラの方は傷が深く放置しておくと危険....)

ヨナ

待って、その人にはまだ聞きたいことが....!

ミア

動くな!!

ヨナ

!!

ミア

じっとしていなさい。これは命令よ。

ヨナ

.....ミア...

ヒヨウ「......」

ザシュッ

ミア

お前も、じっとしていなさい。

ヒヨウ「ぎ....」

ヒヨウ「ギャァァァァ!私の...っ私の肌にまた傷がァァァァ!!」

ヒヨウ「許さない....許さないィィィ!!!」

ヒヨウ「忘れない...あんたの顔!!絶ッ対、殺す!!!」

ミア

やれるものならやってみなさい。受けて立つわ

ミア

...逃げたか

ミア

シンア、待ちなさい。今はこの子たちの治療が先よ。

キジャ

姫様....!なんてことだ...お怪我を...!!

ユン

背中を斬られたんだ...幸い傷は浅かったけど....

ハク

...何があった

ミア

...ヒヨウというナダイの密猟人がこの宿で密談していて、ヨナ達はそこに出くわしたのよ

ジェハ

ヒヨウ...!?水麗の主だ

ジェハ

そいつはどうしたんだい?

ユン

...逃げた、多分もうこの周辺にはいない...

ユン

ごめん....!俺らが着いていながら......!

シンア

ヨナ達はお風呂に行っていると思っていたから....

ミア

...守るなら私しかいなかったのだから仕方がないわ。ユン達は悪くない。

ミア

助けに入るのが遅れて、ごめんなさい。

ジェハ

いや、ミアちゃんも悪くないよ....

ミア

...ヨナの傷はまだ浅いから、傷は残らないと思う。ただ、テトラの方は危険な状態よ...

ミア

かなり傷が深いの。

ジェハ

なんだって!?

ユン

ちゃんとした医師に見てもらってるけど...重症なんだ、俺も手伝ってくる!

ジェハ

なんて事だ...僕らが留守の間に....

ハク

......っ

ヨナ

....ハク...帰ってたの

ハク

ハク

具合は?ユンを呼んできましょうか?

ヨナ

大丈夫

ヨナ

...皆は?

ハク

ユンは今テトラの所に。龍共は逃げた密売人ヒヨウの足取りを追ってます

ハク

ヒヨウは水麗で麻薬をばらまいてた黒幕だったんですよ

ハク

そして水麗だけでなくこの町の至る所で闇商売をしてたらしい

ヨナ

....そう

ヨナ

テトラは大丈夫かしら

ハク

ユンが絶対死なせないって言ってたんで大丈夫だと思いますよ

ヨナ

...いっ、

ハク

動かないでください、用事なら俺に

ヨナ

ちょっとお水が欲しくて....

ハク

力を抜いて

ハク

俺に身体を預けてください

ヨナ

っげほっ、げほ

ハク

飲めました?

ヨナ

う...ん

ヨナ

なんだか今日はハクが優しいわ

ハク

心外な。俺が優しくない時がありましたか?

ヨナ

よく言う....

ヨナ

....ハク、私剣で闘ったのよ

ヨナ

ハクの教え通りにやったらそれが通用したの

ヨナ

ハクの教えがなかったら危なかった、だからね、ハク....

ハク

....

ヨナ

....

ヨナ

水、もういいわ

ハク

...姫さん?

ヨナ

っ......

ハク

傷が痛みますか?ユンを呼んで....

ヨナ

っ...違っ...なんでもない...ハク、だから....

ヨナ

私の傷に、、責任など感じなくていい...っ

ヨナ

これは私の...

ヨナ

私の傷だから....!

ハク

.....無茶を言う

ハク

....あんたが大事すぎる

ミア

ヨナは?

ハク

さっき起きて、今寝ました

ハク

大丈夫そうでしたよ....

ミア

....ヨナを守れなくてごめん

ハク

...なんであんたが謝るんだ

ミア

私が1番近くにいたし、奴らの動きにも薄々気づいていた。私が守らなくてはならなかったのに。それが出来なかった。

ミア

ヨナは、リリを守り闘っていたのに...結局怪我を追わせてしまった....

ミア

自分が情けない

ハク

....一応言うと、あんたも女なんですよ

ハク

男だからってどうにかなるわけじゃねーけど

ハク

姫さんも自分の意思で逃げずに闘ったんだ。あんたが気に病む必要は無い。

ミア

....1番あんたに言えると思うけど

ハク

はは、

ミア

それで、四龍達はまだ戻ってこないの?

ハク

姫さんのことになると必死だかんな...すげー探してんだと思うぞ

ミア

...そんなことしなくたっていいのに

ミア

私、これからは1人行動をするから。

ハク

....?どういうことだ

ミア

アイツ。ヒヨウって言ったかしら。私を見てこう言ったわ。顔を覚えた。必ず殺すと。

ハク

...は、!?

ハク

なんでそれを先に言わねんだよ....!

ミア

....?あぁ、ごめんなさい、もっと早く言えば四龍達がわざわざ外へ探しに行かなくて済んだわね

ハク

そうじゃなくて.....っくそ、

ジェハ

今の、どういうことかな?

ライ

1人行動をするって?狙われてんのに?

ミア

その方がすぐに出てくるでしょ...?

ユン

ミアは色んな人に狙われてるの!!むやみに1人で動いたら危ないでしょーが!

ミア

ユン....

キジャ

そうだ、我々に任せて置けば良いのだ!1人で無理をするでない!

シンア

今度こそ、守る

ゼノ

もっと人に頼りなよ、ね?

ミア

...悪いけど、既にヨナがやられて、こちらは手負いがいる状態。そんな中私を狙った襲撃で迷惑をかけられない

ミア

下手したらお前たちの内の誰かが死ぬかもしれないんだぞ?

ハク

それはお前も同じだろ。わざわざ死の危険があるのに1人になるなんて許さない

ジェハ

僕達は君にも死んで欲しくないんだ。責任をもって守るから、もっと頼ってくれ

ライ

大体、迷惑なんかじゃないって何度行ったら分かるんだ!お前に先に死なれたら、俺がどうなるか知らねぇぞ!

キジャ

ミアが狙われているのなら尚更だ。我々が守る。

シンア

( ゚ー゚) ( 。_。)コクン

ゼノ

ね、まだ俺らと一緒に旅してくれる?

ミア

......

ミア

でも.....,

ヨナ

ミア

ミア

...!ヨナ....

ヨナ

行かないで

ヨナ

私、足でまといにならないようにするから...

ミア

っ足でまといなんかじゃない...私が守れなかったから...

ヨナ

守ってくれたじゃない

ヨナ

ミアがいなかったら私は一撃で殺されていたかもしれないわ

ヨナ

ミアのおかげで、今私はここにいるのよ

ミア

....ヨナ...

ミア

それでも、やっぱりみんなを危険に晒したくないのよ......

ジェハ

....そうかい

がしっ

ミア

!?

ミア

離しなさい...!

ハク

おいタレ目、何を....

ジェハ

......

ドンッ

ジェハ

そこまで言うなら君を縛り付けて一緒に連れていく。

ミア

....どうして...

ジェハ

君が大切だからだ。ヨナちゃんと同じように。

ジェハ

よく僕らに思いやりが強いと言うけれど....1番思いやりが強く自己犠牲が過ぎるのは、君の方じゃないか?

ハク

....

ミア

....それは...

ミア

......分かった、ついていく、

ミア

けど、いつか危険な状況に陥った時。何がなんでもヨナを最優先で守ると約束して....

ハク

....!

ジェハ

.....それは...

ミア

約束して。

ヨナ

ミア、私はそんなの....!

ジェハ

分かった、約束しよう

ヨナ

ジェハ!

ミア

....ありがとう

ライ

とりあえず、お前1回寝ろ。

ライ

顔色が悪い

ミア

...そんなこと....

ユン

ある!

ユン

早く寝て!

ミア

.....フラ

ハク

!!

ドサッ

ミア

......

ユン

びっくりした、、余程眠かったのかな?、

キジャ

とりあえず、部屋で寝かせよう

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