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キキ ーーーーッッ !!!
というクラクションの音と共に、 ドンッと鈍い音がする
… そう 、 私は車に轢かれた
そして死んだ … そう思っていた
気が付くとそこは病院で 、 私はベッドに横になっていた
ただ 、 一つだけ可笑しい
私が目の前に居る事だ
私は今 、ベッドの横に立っている なのに 、 ベッドの上には私が居る
これは一体どう言う事なのだろうか 、 意味が分からずその場に立ち尽くす
すると 、病室に誰か入って来た
… 母親 だ 、
母は 、此方に来て 、 ベットに横たわっている私を見て泣いた
その瞬間 、私は気が付いた
自分がもう死んでいる事 、 何らかの理由で成仏しきれなかった事等 、
成仏しきれなかったという事は 、 何か未練が有るという事 。
何をやり残したのか 考えて見ても 、何も分からない …
取り敢えず 、外にでも出てみよう 何か分かるかもしれない
外に出てみる 、
○○
○○
○○
学校には色々な思い出がある
もしかしたら何か分かるかもしれない
そう思い 、 足を早めた
学校に着いた
今日は火曜日 、 時刻は 11時 15分 、
○○
○○
何となく 、教室に向かった
… シーン と した 教室
皆 、 一生懸命テストを受けている
うちのクラスは 、 なんて言うか 、皆頭が良い
結果は分かっていた
自分のクラス何て見ていても つまらないので 、隣のクラスに行ってみる
隣のクラスも 、 皆 一生懸命テストを受けている
あんまり変わらないかな 、 なんて眺めていると 、 一人だけとても気難しい顔で テスト用紙を見つめている子が居た
どうしたのだろうか 、 そう思い 、その子の席の前へ
そして 、テスト用紙を見てみると そこには何と読むのか分からない字が 沢山書いてあった
中学二年生にもなって こんなに読めない字を書く子が 居るなんて …
と 思いながら その子の顔を見てみる
あ 、 この子 、知ってる
二年の間で有名になってた子 、
名前はたしか …
場地君 … だったかな 、
にしても 、 こんなに勉強が出来ないとは 思って居なかった為 、 内心かなり驚いている 。
等 …… 色々な考えてると 、
場地君と目が合った
アレ … 見えてる … とかじゃないよね 、? 何て思いながら 慌てて目を逸らす
しかし 、 彼はずっと私の方を見ている
え 、 待って 、 やっぱり見えてる … ? 怖くなってその場から逃げ出した
逃げて 、 気が付けば屋上に来ていた
ここまで来れば大丈夫だろう と安心して 、立ち止まる
それにしても 、 さっきは何で目が合ったのだろうか 偶然 …であってほしい
… 屋上から見る景色はとても綺麗で 、 先程あった事ななんか忘れるくらいだった
暫く屋上からの気色を見ていると 、 授業が終わるチャイムが鳴った
そして5分後 、 急に屋上のドアが空いたかと思えば 、 先程の彼 … 場地君が居た
驚いて固まっていると 、 彼は此方に来て 、
場地
○○
ぇ ?? やっぱり見えてた ?? ぴえん
どうしたら良いか分からなくて 立ち尽くす
場地
○○
場地
○○
死んだから ーー なんて言えないし 、 どうする事も出来なくて 、 軽くパニック状態 、
… ヨシ 、 逃げよう 。 無かった事にしよう 、 何て思って走り出した
逃げた 、頑張って走った 。
ここまで来れば … と その場にしゃがみ込む
すると 、 後ろから声が聞こえた
場地君 だ 、 何で ……
ただ 、そんな事どうでもいいくらいに 疲れていた いつもより長く走ったからだろうか 、
もうダメだ 、 と思いながら その場から動けずに居た
ぬし!!!
ぬし!!!
ぬし!!!
ぬし!!!
ぬし!!!
ぬし!!!
ぬし!!!