冬の日
僕は見た
君が空を見上げてるのを それはとても悲しい顔で
僕は何故か 声をかけてしまった
コウ
ねぇ?君はなんで
悲しい顔をしてるの
悲しい顔をしてるの
愛奈
え?私って
悲しい顔してましたか?
悲しい顔してましたか?
コウ
はい、すごく寂しくて悲しそうな
そうな
目をしてました
そうな
目をしてました
愛奈
貴方の名前は?
コウ
僕はコウ君は?
愛奈
私は愛奈
コウ
愛菜さん
あ、急に話しかけてすいません
あ、急に話しかけてすいません
愛奈
あ、いえいえ大丈夫ですよ
コウ
あの隣に座っても
いいですか?
いいですか?
愛奈
どうそ!
コウ
ありがとうございます
僕は 何故か声をかけてしまった 何故声をかけてしまったのだろう
でも僕は そのとてつもなく悲しそうな 顔をしてる君を見たくは無かった
コウ
何か嫌なことあったんですか?
愛奈
嫌なことですか
愛奈
まぁありますね
コウ
そうですか
(話しが続かない!)
(話しが続かない!)
愛奈
………
(どうしよう)
(どうしよう)
2人とも
あ、あの!
コウ
あ、
愛奈
あ、
コウ
どうそ!
愛奈
お言葉に甘えて
愛奈
あの、貴方はどうして私に声を?
コウ
なんででしょうか
何故か声をかけてしまった
何故か声をかけてしまった
コウ
それだけですね
愛奈
そ、そうですか
コウ
どうして君は泣いてるの?
愛奈
えっ!あ、ほんとだ
コウ
無意識か
愛奈
どうしてでしょう
何故か泣けてしまう
何故か泣けてしまう
コウ
僕に出来ることなら!
コウ
僕に出来ることなら!
あぁ、私はこれで いやこの優しさに泣いてしまうんだ
愛奈
ありが,,,とう,,,ございます
コウ
僕が君の話を聞くから
だから今日はいっぱい泣いてどうぞ
だから今日はいっぱい泣いてどうぞ
愛奈
は,,い
この瞬間 私は貴方に恋をした
まだ数時間しか話してないのに すごく安心する言葉
それは 君は私にとって【救ってくれる人】 なんだ