天星麗華(主)
天星麗華(主)
天星麗華(主)
天星麗華(主)
天星麗華(主)
いつものように朝目覚めると、外から声が聞こえた
宅配員
天星麗華(主)
母達の代わりに俺が出ると宅配員が言う
宅配員
そういい俺に赤紙召集令状を渡してきた
名前を確認すると完全に俺の名前だ
天星麗華(主)
悔しくて、悲しい思いを必死に堪えて言うと宅配員は帰っていく
起きた母たちに伝えると皆が俺を抱きしめる
すると父が言う
父
家族全員が賛成した
招集まではあと四日間ある
初めは母と行きたかったお花見に行く
母
天星麗華(主)
この綺麗な桜を見るのも最後になるんだなと思うと涙が出てくる
天星麗華(主)
気付いた母は優しく抱きしめてくれる
母
母が涙をこらえているのが見えると余計に泣けてくる
それから家に帰り次の日は姉と昔よく遊んだ公園に行く
姉
天星麗華(主)
昔遊んだ記憶がよみがえる
懐かしさともう二度と遊べない悲しさにまた泣けてくる
天星麗華(主)
すると、また姉は優しく抱きしめてくれる
ずっとこの時間が続けばいいのにって思った
そして最後に父と一緒に静かな草原に行く
ところどころ空襲で焼けているが、それもどこか懐かしさを際立たせる
夏の涼しい風が吹くとふと口から本音が出る
天星麗華(主)
ハッとすると父が悲しそうな顔で優しく言う
父
ごめんなって言われて悲しかった
父は悪くないのに
それから俺は泣き続けた
そして、特攻当日
俺は服を着替えて家族に言う
天星麗華(主)
無理やり笑顔を作ったが歪んでいるだろう
天星麗華(主)
そして機体に乗り俺は空へ飛び立つ
上へ上へと行くと朝日が綺麗に輝く
天星麗華(主)
今までに見たことの無いほどに綺麗に見えた
すると下から戦艦の音がする
よく見ると敵戦艦だ
覚悟を決めて下へ敵戦艦に向かって飛ばす
目の前に敵戦艦がぶつかる直前に俺は声を無理やりに出して言う
天星麗華(主)
それから俺は目を覚ます
天星麗華(主)
調べてみると前世が関係しているらしい
天星麗華(主)
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私は怖い夢なら見た事ある、!