しゅしゅ
しゅしゅ
しゅしゅ
しゅしゅ
しゅしゅ
ないこ
いふ
荒く吐かれる2人の熱い息が交わる
俺たちは恋仲だ
週に数回、今のようにお互いを求め合う
行為をする時はいつも俺が受け
正直不満しかない
俺だって攻めたいけど、まろのバカ力のせいで俺が攻めに慣れたことは1度もない
明日こそは....
そう思いながら唐突に襲いかかってきた睡魔に身を委ね、意識を手放した
ないこ
ないこ
隣には規則正しい寝息をたてているまろの姿があった
いつもはまろの方が早く起きて俺を起こす
今日は珍しく早起き出来たようだ
ないこ
そのまま二度寝しても良かったのだがなんだか目が冴えてしまい喉も乾いたからとりあえず起きることにした
寝ているまろを起こさないようそっとリビングへ向かった
ないこ2
ソファで俺が寝ていることを確認し、水を汲む
ないこ
ないこ
水によって冷えた頭でもう一度ソファを見る
ないこ2
ないこ
ないこ
ないこ
まろが起きてこないようになるべく小さな声で揺さぶり起こす
ないこ2
ないこ2
ないこ
ないこ2
ないこ2
お前も知らないパターンか
目の前の俺のそっくりさんに不可解な視線を送られる
俺もよくわかってないんだ
こっち見んな
ないこ
ないこ2
ないこ2
ないこ
いふ
ないこ
ないこ
ないこ2
いふ
ないこ
ないこ
いふ
いふ
ないこ
いふ
ないこ
そう乱暴に告げて部屋を飛び出る
ちらっと見えたまろの顔はそれはそれは困ったような顔をしていた
いふ
いふ
まろの声とドアが閉まる音が部屋中に響き渡る
ないこ
ないこ
ないこ
俺のそっくりさんを閉じ込めたクローゼットの前に佇みフライパンを持っている
いける、いけると自己暗示をして意気込む
ないこ
クローゼットの扉を勢いよく開けてへなちょこな格好でへなちょこな声を出す
ないこ2
ないこ
どうやら失敗に終わったようだ
ないこ2
ないこ2
ないこ
ないこ2
別次元の俺...は頭を抱えいっぱいいっぱいとでも言いたそうな顔をしている
こんなん理解出来るやつおらんやろ
ないこ
ないこ2
ないこ2
ないこ
ないこ2
ないこ
ないこ2
ないこ
ないこ2
ないこ
ないこ2
ないこ2
ないこ
ないこ2
ないこ2
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ2
ないこ
ないこ2
ないこ
ないこ2
ないこ
ないこ2
いふ
ないこ2
ないこ2
いふ
いふ
ないこ2
いふ
いふ
ないこ2
事前にこっちの俺に色々聞いてまろと何とか話を合わせ、夕飯はやりきった
数時間後
ソファでくつろいでいるまろの耳は真っ赤に染まり密かに肩で息をしているのを確認する
夕飯に仕組んだあれがしっかり効いているようだ
ないこ2
いふ
ないこ2
いふ
大きめのパーカー1枚だけ着て足は無防備に丸出し
首元も結構見えていて露出度が非常に高い
夕飯に混ぜた媚薬によって興奮気味のまろにはいい刺激だろう
しばらく俺を見つめると手首を捕まれソファに押し倒される
ないこ2
いふ
いふ
ネクタイを乱暴に緩め色気むんむんな顔で見つめられる
あぁ....やばい
ないこ2
素直にそう返し今度は俺がまろの手首を掴んで押し倒す
いふ
いふ
いふ
ないこ2
緩くなったネクタイをそのまま外し力の抜けた手を縛り付ける
いふ
いふ
ないこ2
いふ
体を上から下まで触る
まろはびくびくと身体を震わせ苦しそうに呼吸をしている
いふ
ないこ2
ないこ2
いふ
ないこ2
いふ
ないこ2
いふ
まろの軽い体を持ち上げて意気揚々と寝室へ運ぶ
いふ
ないこ2
いふ
完全に蕩けきった顔で見つめてくる
もう抵抗を諦めたようにも見える
ないこ2
いふ
ないこ2
いふ
ないこ2
逃げ腰のまろの腰を掴んで思いっきりこっちに引きつける
パチンという多いな大きな音と共にまろの背中が大きく反る
いふ
数えられないくらいイったまろの中はいつでも痙攣してるように感じる
いふ
手足をじたばたさせもがいて抵抗しているようだが全く力は込められていない
ただただ休みなく襲いかかる快楽の波に溺れているよう
そんな姿が余計興奮を煽りたてる
いふ
いふ
ないこ2
いふ
俺も休みなんて与えず絶えずまろを堕としていく
どんどん何も考えられなくなっていく様子がたまらない
ないこ2
いふ
ないこ2
まろの意識はとうになくなり、声のない喘ぎ声を出し続けていた
ないこ2
俺も体力の限界を迎えたため、とりあえずぶつを抜く
未だ痙攣し続けるまろの体
思い出したかのように近くにあるクローゼットに目を向ける
空気を読んだのか中からもう1人の俺が扉を開けて出てきたところだった
終わったのか...?
空気はしんと静まり返り、まろが全く動いてないことを確認してクローゼットの扉を開ける
そこには汗だくでベッドの上に横たわるまろの姿と同じく汗だくで馬乗りになっているもう1人の俺の姿があった
ないこ
ないこ2
ないこ2
ないこ2
淡々と並べられていく言葉
まろのあんな姿初めて見た
今はその衝撃的な光景で頭がいっぱいだった
ないこ
ないこ2
近くに置かれてる時計に目をやるともう少しで12時を指すところだった
ないこ2
ないこ
時計に針が動いた音が静かな部屋に響き渡る
時刻は12時ぴったり
その瞬間、目の前の俺の姿はふっと消えてった
ないこ
ないこ
なんて腑抜けたことを呟き、まろの元へ近寄る
ないこ
あっちの俺に任せたのが悪いんだけど
ないこ
そう言って、額に張り付いた前髪を浮かせ、そっとキスをした
しゅしゅ
しゅしゅ
しゅしゅ
しゅしゅ
しゅしゅ
しゅしゅ
しゅしゅ
しゅしゅ
もう1人のないこの世界線
ないこ2
いふ2
ないこ2
ないこ2
ないこ2
ないこ2
口にそっとキスをして俺もそのまま眠りに落ちた
コメント
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フォロー失礼します めっちゃ好きです!
むっちゃ好きやばい爆発(?) ブクマ失礼します