お母さんとお父さんが戦場に向かって、約一週間が経った。
勿論その間も訓練は欠かさなかったし、ちゃんと自分で考えて行動した。
時には訓練中に警察の方に教えてもらったこともあったし、凄くいい時間を過ごしたと思う。
2人が帰ってきたら、成長したんだってことを伝えよう。
…ふふ。
褒めてくれるかな…!
1日に1回、家に戻っている。
理由は、ご飯とかお風呂を済まさないといけないから。
まぁ、その時は一応警察の方が付き添ってくれている。
俺だけのためにリビングで待っててくれてるんだ。
料理も作ってくれるし…
…まぁ、俺だって作れるけど…
他の人が作る料理って美味しいじゃん?
…言い訳じゃないよ?
そんな訳で…とはならないけど…
今日は買い物に行こうと思ってるんだ。
おやつとかも食べたいしね。
ショッピングモールの近くまで来た。
あと5分くらいで着くかな…
…と。
思っていた時だった。
ふと地面を見てみると…
幼い頃のna
赤い、血のようなものが着いていた。
周りを見渡してみると、森の方に血のようなものは続いていた。
行かない方がいいのは分かってるけど…
好奇心が勝って、向かってしまったのだ。
それから、約10分後。
森に入ってきた。
その地点では血のようなものは途切れていた。
…なにやら更に遠くから物音がする。
なので、その音を目指して、再び歩いた。
幼い頃のna
ここ…どこだろう。
ずっと同じような景色だから、方角が分からなくなってきた。
ってことは、これってもしかして…
迷子…?
バンッッ゙!!!
幼い頃のna
その時、銃声が聞こえた。
逃げないと。
そう思った時にはもう遅くて。
mob(敵)
mob(敵)
幼い頃のna
手には…銃を持っている。
返り血のような服の汚れ。
圧倒的な強者のオーラ。
"勝てるわけが無い"
その言葉しか頭に浮かばなかった。
…きっと、逃げようとしても追いつかれる。
しかも、この状況なら…最悪殺される。
どうすれば…
mob(敵)
そしてその男は銃を構えた。
このままじゃ…殺される…!!
バンッ゙ッ゙
幼い頃のna
…血飛沫が溢れた。
…でも、それは俺の体からではなく…
俺を庇おうとした 両親からのものだった
コメント
4件