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〇〇
………
〇〇
(これ，見学って何すれば良いんだろう)
〇〇
(ただ単に見てれば良いのかな)
〇〇
……
北信介
？…どうかしたんか
〇〇
あ，えっと…見学って何すれば良いんだろう，と思いまして
北信介
そか，まぁ、雰囲気だけ見とればええで。
〇〇
わ，分かりました
ー数時間後ー
北信介
今日の練習はもう終わりや
皆
あざしたー！
〇〇
…(終わった，かな)
〇〇
(多分終わったんだろうけど，終わったあとって何すれば良いんだろ)
〇〇
(うわー！もう！わかんないー！)
宮侑
！おい〇〇〜
〇〇
あ，はい
宮侑
もう帰ってええで〜
〇〇
あ，了解です、
宮侑
あ，せや。入部するか決まったか？
〇〇
えっと…お母さん達に聞いてみます
宮侑
おう、じゃぁまた明日，休み時間そっち行くから
〇〇
は，はい
宮侑
じゃーな
〇〇
…(手をひらひら)
ガタンゴトン
〇〇
はぁ……
〇〇
(お母さん達許してくれるかな，女子だったらまだ大丈夫かもしれなかったけど，男子……
〇〇
怖いな…((ボソッ
モブおじ
ムニムニ
〇〇
ﾋｯ…
モブおじ
はぁはぁ…
〇〇
ﾝｯ…(何…？痴漢…？やだ，誰か…助けて…)
⁇?
おい
モブおじ
イダダッ⁉︎
〇〇
え，あ，侑さん⁉︎
宮侑
お前，何しとんねん
モブおじ
い、いや，別に，何も…
宮侑
じゃあ､これは何や?ﾋﾟｯ(痴漢されていた動画をながす)
モブおじ
や，やめろー‼︎
宮侑
何でや，やってないんやったらええやろ
モブおじ
クッ…す，すいませんでした…
〇〇
あ，ありがとうございます…
宮侑
大丈夫か？
〇〇
は，はい
宮侑
俺はもうちょいで降りるから，気いつけぇよ
〇〇
あ，ありがとうございます‼︎(*´꒳`*)
宮侑
ｷｭﾝ…お、おう
〇〇
た、ただいま帰りました…
母
遅い
〇〇
す，すいません……
母
…早く料理を作りなさい
〇〇
…はい
夕飯を食べている時
〇〇
…あの…！
母
なに？
〇〇
わ，私､男子バレー部に入りたいんです
母
…は?
〇〇
ﾋﾞｸｯ.
〇〇
今日は，見学に行っていて，遅くなりました
母
駄目よ，男なんて、クズばかり，絶対許さないわ
〇〇
男の人が全員そうだとは限りません‼︎
母
それでも人は同じ様に作られているの‼︎だから結局は皆んなクソなのよ！
〇〇
それなら!僕だって‼︎お母さんだって‼︎その人間です‼︎だから!その理論だと私たちもクソです‼︎
母
けど…‼︎
〇〇
男も女もクソです‼︎
〇〇
皆んなクソです‼︎
〇〇
人間は理不尽です‼︎理不尽の極まりです‼︎
〇〇
もう‼︎僕は高校生です‼︎
〇〇
少しくらい…好きにさせて…(泣く)
母
…ごめんなさい。辛い思いさせてしまったわね…
母
部活ぐらい好きにしなさい…！
〇〇
ありがとう…
〇〇
お母さん
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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