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ありがとうございます!✨✨ そういったお願いはお断りしています...😭 すみませんね( ゚இωஇ゚)゚。
今、暇なんだけどさー、話せる?w
やっぱ、お話作るの超上手!(¤√¤✨)
7歳の誕生日が近づく時。
僕は他の子と同じぐらいの生活をしていた。
父は僕が6歳の時に家を出ていった。
家庭は父が養っていたため、
勿論何も仕事をしていないお母さんには
生活はギリギリだった。
父が家から出ていったショックか、お母さんは酒に酔い潰れる日々が始まった。
僕
お母さん
僕
お母さんは元々優しい性格で人からも頼られる存在だった。
僕は急激に性格が変化するお母さんを見て惨めだと思った。
僕
それも無理はない。
生活はギリギリで学校に行くお金なんてお母さんがお酒に全部使った。
食事もまともにとれず、家にある物をあさる日々。
僕
やっと見つけたのが
賞味期限切れのクッキー2つ。
いつもの食事だったらボーロ6粒だったのでだいぶマシだ。
僕
ポロポロ...
僕
もう限界。
こんな生活、死んだ方がマシだ
お母さん
僕
お母さんは(僕)の手をひっぱった。
いやだ。
いや...
何か嫌な予感がした。
僕
お母さん
お母さん
バシッ!!
僕
お母さん
お母さん
僕は殴られ続けた。
お母さん
お母さんの心も限界だった。
ドン!!
お母さん
お母さん
僕
お母さん
僕
パタパタ!!
僕は家を飛び出した。
僕
外は雨で悪天気だった。
僕はその場でしゃがみこんでしまった。
そこは大通り
僕のこのみすぼらしい格好は人の目によくつく。
小さい子
小さい子
小さい子のお母さん
小さい子
僕
小さい子のお母さん
小さい子のお母さん
小さい子のお母さん
小さい子のお母さん
小さい子
小さい子のお母さん
小さい子
そう、そうだよ。
僕は男か女か分からない程髪が伸びていた。
僕
ウーウーウー!
僕
その音がだんだん近づいてくる。
僕
聞いていた音は母の怒鳴り声
そして、僕を殴る音。
ウーウ...
僕
音が止まった。
それも僕の目の前で。
バタ...
警察官
警察官2
警察官
警察官2
僕
そう聞いた僕は目から涙が出てきた。
僕
警察官
かわいそう。かわいそう。かわいそう。かわいそう。・・・
何度も脳内で再生される。
他にも「死ね!」、「クズが!」
と言われていたのに「かわいそう」がなぜこんなに悲しいのか僕は分からなかった。
警察官2
僕
警察官
僕
警察官2
警察官
僕
僕
警察官2
警察官
警察官は2人顔を見合わせた。
警察官
僕
知らない人について行っちゃだめって言われてたけど
もう、そんな事どうでも良くなった。
バタ...
カチカチ...
僕
車なんて初めて乗ったので緊張していた。
それに、すごくすごく。
かっこよかった。
僕
この時、僕は初めて''夢''が出来た。
ブロロロ...
ようやく車が走り出した。
僕
そっと窓をのぞき込む。
ビルや歩行者。
じっくり見たかったけどあまりの速さで目が追いつけなかった。
僕
ピーピー
僕
ガチャ
警察官2
警察官が差し伸べた手は温かかった。
僕
警官はニコッと笑った。
僕達は手を繋いで交番に入った。
僕は児童養護施設に引き取られ、
母は逮捕された。
それから15年後
僕はあの日夢見ていた警察官になった。
やっと僕は''生きる理由''を見つけたんだ。