主
主
主
主
俺の家は 一言で言うと地獄だった
父
梓月(幼少期)
梓月(幼少期)
父
梓月(幼少期)
父
バシッ
梓月(幼少期)
父
梓月(幼少期)
プルル、プルル、プルル
父
父
父
梓月(幼少期)
父
父
父
梓月(幼少期)
親父は汚ねぇもんが集まって 出来たようなやつだった
外面は良かったかもしれねえか
家でのあいつは最悪だ
父
ピッ
父
父
梓月(幼少期)
親父は自分がヒーローになれなかったからと
俺に夢を託した
幸い俺んちは裕福だったみたいで、家に訓練場があった
梓月(幼少期)
父
父
父
蹴る
梓月(幼少期)
父
めっちゃ蹴る
梓月(幼少期)
父
梓月(幼少期)
毎日死にそうになった
ても、そこの見分けは ついていたみたいで
死ぬぎりぎりまで特訓させられ
その後は放置された
すぐには家に帰らなかった
帰れなかったんだ、 体が全然動かなかった
梓月(幼少期)
父
父
父
父
梓月(幼少期)
父
母
バチッ!
梓月(幼少期)
母
母
母
母
母
めっちゃ殴る
梓月(幼少期)
母
母
梓月(幼少期)
母親は俺が親父に気にかけてくれることが許せなかったらしい
あいつは興味があるのとないのとじゃ雲泥の差があるからな
母
母
母
母
母
母
母
蹴る
梓月(幼少期)
母
蹴る
梓月(幼少期)
母
母
母
ダッダッダッ
梓月(幼少期)
俺は今の親父と 直接的な血のつながりはない
俺は あいつの兄貴の子どもだった
俺の本当の親父は 俺が物心つく前に亡くなった
葬式のときにあいつが俺を見つけて俺の母親と結婚したらしい
そう、親父は 俺の可能性のために母親と結婚したんだ
梓月(幼少期)
梓月(幼少期)
梓月(幼少期)
そんな生活を続けていた ある日のことだった
梓月(幼少期)
父
父
梓月(幼少期)
いつもなら 聞き流している言葉だった
けどなぜか あの日は引っかかってしまった
ヒーローはこんなことをしないとならないのか
こんなに 耐えないといけないのか
苦しいこともしないといけないのか
ヒーローは一般市民は助けても
俺みたいなやつは 助けないのか
それがヒーローだってんなら
梓月(幼少期)
父
梓月(幼少期)
父
父
梓月(幼少期)
ズンッ
父
父
父
父
グシャァッ
梓月(幼少期)
ガシャガシャ、ガシャン!!
モブ
モブ
梓月(幼少期)
親が殺した後、あまりの音で駆けつけた警官が親の死体を発見
そこから親戚に連絡が行き こんな感じで葬式が行われてる
梓月(幼少期)
梓月(幼少期)
梓月(幼少期)
?
梓月(幼少期)
いとこ
いとこ
梓月(幼少期)
いとこ
いとこ
梓月(幼少期)
梓月(幼少期)
いとこ
いとこ
梓月(幼少期)
いとこ
いとこ
梓月(幼少期)
いとこ
こんなことがあって俺は従兄弟と住むことになった
いとこ
梓月(幼少期)
いとこ
梓月(幼少期)
いとこ
いとこ
梓月(幼少期)
こうして こいつとの生活が始まった
いとこ
梓月(幼少期)
いとこ
梓月(幼少期)
いとこ
梓月(幼少期)
こいつと過ごすうちに俺はこいつのことが好きになっていった
だからこそ俺は怖かった
俺が知らない間に 変わっていくんじゃないかって
だから俺は いつもあいつの近くにいた
梓月(幼少期)
いとこ
梓月(幼少期)
梓月(幼少期)
いとこ
いとこ
いとこの友達
いとこ
いとこの友達
梓月(幼少期)
いとこの友達
いとこ
梓月(幼少期)
いとこの友達
いとこ
梓月(幼少期)
梓月(幼少期)
いとこの友達
いとこ
いとこの友達
いとこ
梓月(幼少期)
いとこ
こんな感じにいつもべったり、しかも他のやつとの邪魔をするもんだから
あいつも 嫌気がさしたんだろうな
梓月(幼少期)
いとこ
梓月(幼少期)
いとこ
梓月(幼少期)
いとこ
梓月(幼少期)
梓月(幼少期)
梓月(幼少期)
梓月(幼少期)
俺は捨てられた
コメント
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めっちゃ切ないな笑笑