鶴蝶
以上で商談を終わらせていただきますが、質問等ございませんか?
交渉先の社長
大丈夫だ。
交渉先の社長
それより、少し君ら男性陣は廊下に出ていてもらえるかい?
鶴蝶
、、、分かりました。
鶴蝶
行くぞ蘭。
灰谷蘭
、、、
靍鬹天寧
それでどうされましたか?
交渉先の社長
たしか君は先程私的理由で食事に誘うなと言ったね?
靍鬹天寧
ええ、、、まあ。
交渉先の社長
ならばこうしよう。
交渉先の社長
前回来た朱音という子も連れて明明後日このレストランまで来てくれ。
靍鬹天寧
ですから、、、
交渉先の社長
まあ、最後まで話を聞くんだ。
靍鬹天寧
、、、
交渉先の社長
実はだね、先程の商談で出さなかった薬があるんだ。
靍鬹天寧
はぁ、、、
交渉先の社長
これが結構効き目のいい薬でね。
交渉先の社長
売れば高値になるんだ。
交渉先の社長
それでだ。きみと、朱音という子が二人で来るのであれば、その販売権を梵天に渡してもいい。
交渉先の社長
見ろん君らに危害を加える気は無いよ。
交渉先の社長
これでどうだい?
靍鬹天寧
分かりました。
靍鬹天寧
ですが、朱音を一緒に連れてくるという条件は飲めません。
靍鬹天寧
私ひとりで行きます。
交渉先の社長
いいだろう。
交渉先の社長
その代わり、誰にも言わずに来るんだ。
交渉先の社長
いいな?
靍鬹天寧
承知しました。
交渉先の社長
うむ、、、では、また明明後日会おう。
鶴蝶
あ、天寧。
鶴蝶
お疲れ様。相手はなんだって?
靍鬹天寧
、、いえ、また個人的に食事に誘われただけです。
靍鬹天寧
丁重にお断りてきました。
靍鬹天寧
それと、挨拶はなしで帰っていいとの事です。
鶴蝶
そうだったのか。
鶴蝶
なら、俺は先に帰って報告書を書いておくぞ。
靍鬹天寧
はい、ありがとうございます。
靍鬹天寧
今回はここまでだよ。
靍鬹天寧
では、また次回も見てね!