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そうかもね…まぁわからないけど…
見ていたのは自分だった…的な?
うんんんんんんんんん!?(((殴
ATTENTION
・これは私が友達からボカロ曲『私のアール』を教えてもらい、無理やりお話にしたものです
・自己解釈あり
・色々とおかしな点あり
大丈夫な方だけどうぞ!
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この世界が嫌いだ
私の存在が嫌いだ
死にたいって何度も思った
そして今、私はここに居る
私
風が心地よい
上を見上げると穏やかな青空が広がっている
これくらい私の人生も穏やかでありたかったなぁ
…なんて思いながら、靴を脱ぐ
私
誰かいる
三つ編みの女の子だ
三つ編みの女の子
先客がいたか
私
え?
今私はなんて言ったの?
ほんとはどうでもよかったのに
私は三つ編みの女の子に声をかけてしまった
理由はわかっている
なんとなく、ただ、なんとなく、先を越されるのが嫌だった
三つ編みの女の子
その女の子は語り始めた
なぜかどこかで聞いたことがあったような気がする
三つ編みの女の子
私
三つ編みの女の子
三つ編みの女の子
私
三つ編みの女の子
そんな話を聞いて私はお腹の底からふつふつと怒りが湧いてきた
私
三つ編みの女の子
私
そんなことくらいで…
私の先を越そうだなんて!
私
私
私
三つ編みの女の子
・
・
・
三つ編みの女の子
三つ編みの女の子
って
三つ編みの女の子は消えていった
さあ、今日こそは死んでやる
そんな思いで私はまた、屋上に来ていた
靴を脱ぎかけると
そこにはまた先客がいた
背の低い女の子
背の低い女の子だ
私
あぁ、まただ
また声をかけてしまった
背の低い女の子は語った
背の低い女の子
背の低い女の子
私
背の低い女の子
私
そんなことくらいで
私の先を越すの⁈
私
私
私
私
背の低い女の子
背の低い女の子
と泣いて
背の低い女の子は消えてった
そうやって何人もの人を追い返して
私の痛みは話せないまま…
初めて見つけたんだ
何人目かにあった女の子
私と同じような悩みを抱えた、黄色いカーディガンを着た子
私
そしてまた私は同じように声をかける
私
黄色いカーディガンの子
あぁ、どうしよう
この子は止められない!
私には止める資格がないんだ
でも
それでも
私
私
黄色いカーディガンの子
黄色いカーディガンの子
って
黄色いカーディガンの子は消えてった
今日こそは…
…誰もいない…
この屋上には私ただ1人だけ
誰にも邪魔はされない
そして
誰も私を邪魔してはくれない
カーディガンは脱いで
三つ編みを解いて
背の低い私は…
今から飛びます