TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

スタート

⚠急に始まって急に終わる
⚠主は背景変えられない
⚠誤字脱字許せ♡

違う!

僕ちゃんと言うッ!

…いいですよ、聞きます。

僕ッね…?

人間じゃない…んだッ…

それから、数秒沈黙が続いた

僕は怖くて目を瞑っていた

すると、僕の頭に黄くんの手が触れた

…言ったはずです

僕はどんな青ちゃんも好き、って

でも正直驚きました…

そ、それでねッ!

あと…少し…したら…

僕、死ぬの…

え…

もう…時間ないんだ…ニコ

そう言って寂しそうに笑う顔は

涙でぐちゃぐちゃになっていた

そうだなあ…あと3日、

え…

うそッ…

あるかなぁ

僕の仕事は、人間を不幸にすること

たとえそれがどんなに善良な人間でも

期限までに不幸に出来ないなら、自分が死ぬ

それが僕らの世界の掟。

………

これでいいんだ…

じゃあ!僕をッ…

僕を不幸にしてください!

そッ、そうすれば…!、

僕は…!

もう決めた…

黄ちゃんには…

幸せになって欲しいから…!

僕は青ちゃんがいなかったら幸せなんかじゃないです!

やめてよ…

そんな事…

言わないでよッ…

ごめんねッ…グスッ

でもッ

…………

青ちゃんがその気なら

しょうがないです…

青ちゃん

最後に…

思い出作りしても、いいですかッ?

もちろん!ニコッ

じゃあ行きましょッ!

い、今から?!

時間…なくなっちゃいますよ?

それに僕は最後の一秒まで一緒にいたいんですッ…

…ありがとう…ポロポロ

こういうとこだよ…

だから僕は君を不幸になんかてきないんだ…

…ごめんね…

ど、どこ行くの?

んー…

ショッピングモール行きましょ!

うんッ!

ショッピングモール

人が沢山いる…

青ちゃん!

見てください!これ!

わぁ…✨

黄くんが指を指した先は

きらびやかなペアリング

ッ……

頭…痛いッ…

時間…あとどのくらいだろう

ごめん、そこのベンチで休んでるね…!

え?!あッ、はいッ…

ふぅ…ストン

黄くん…

青ちゃん、

指!貸してください

え?

疑問に思いながらも差し出した手には

さっきのペアリングがはめられていた

黄くん?これッ…

青ちゃんとの思い出の1つです!

そっか!ありがとッ!ニコッ

ふふっ

次はどうしますか?

んーっとねー!

ここ!

服屋ですか?

うん!今度は僕が黄くんの選ぶ!

いいんですか?ありがとうございますッ!

服屋

これ!これ、似合いそう!

そうですか?w

着てみてよ!

えッ

…はい…着ました…

うわーッ!カッコいい〜✨

ありがとうございますッ!ニコッ

お会計してくるー!

色々やって

そろそろ帰りますか…

ッ…そう…だねッ

今日はありがとう

こちらこそ…!

フラッ

青ちゃん?!

ハァッハァッ

青ちゃんッ!

あぁ

もう時間がないんだ…

死が近づいてるのが分かる…

でも黄くんには生きてほしい

黄…くんッ…

最後にッ…きいてほしいッ…

最後なんて…言わないでッ…

言わないで下さいッ…

僕…ねッ

黄くんと出会えて…幸せだった…

(時間が来てしまったのね…)

青…

お…母さん…?

青…

俺にだって、命に変えても守りたい人間がいるんだよ…

桃ッ?!

お前の気持ちは痛いほど分かる

でも…お前はこれでいいんだな?

うんッ…

黄くんには…幸せに…なって欲しいから…

青ちゃんッ…ポロポロ

僕のことなんか…忘れて…幸せに…

なって欲しい…

忘れる?

そんなわけ…ないですよ…

忘れようと思っても忘れられないですよ…!

桃…

前…酷いこと言った…

ごめん…

そんなのッ気にしてなんか…

母さん…

ごめんね…

でも…僕ッ、黄くんの事

大好きだからッ…

青ッ…ポロポロ

ポロポロポロ

青…ちゃん…

…黄くん

自分を責めないで…

きっと黄くんの事だから、

自分を責めちゃうような人…だからさッ…

青ちゃん…ポロポロ

パタ…

青ちゃん!青ちゃん!ポロポロポロ

ッ……

青ッ…

…ごめんなさい…

僕のせいでッ青ちゃんが死んだも同然です…

ごめんなさい…グスッ

黄…だっけ?

青も言ってただろ?

自分を責めるなって、

そうよ…

それより、お礼を言いたいわよ…

ねぇ?

あぁ…

青のそばにいてくれてありがとうって

…はい!

青ちゃん

こちらこそ

ありがとう

NEXT♥85

人間の君とそうじゃない僕

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

90

コメント

1

ユーザー

目からしょっぱい水が、、、

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚