表紙絵LOFTER:@Amber様 実は最初にカンヒュ好きになったのは国連様です。
「孤独に凍りついた心に差し込む光、それは天使だった。」
現実に押しつぶされ、希望を失いかけた国連は、薄暗いワンルームの中で孤独な日々を送っていた。
窓の外に広がる灰色の街並み、響かない声、変わらない日常――そんな世界に絶望し、彼は誰にも会いたくないと心を閉ざしていた。
しかし、ある日、目の前に現れたのは青と金を纏った謎の男・EU。彼はまるで天使のような瞳で、国連に向かって言う。
「あなたは私の天使だ。救ってやります。」
強引に近づいてくるEUの存在に困惑しながらも、彼の言葉や行動に少しずつ心が揺さぶられていく国連。
それは、失っていた希望を取り戻すための第一歩だった――彼が求めていたのは、本当に「救済」なのか、それとも「愛」なのか。