【リニューアル】逃げ上手の若君と戦い上手の御曹司 ̄同じ瞳を持つ美青年との出会い ̄
 ̄ ̄時は1333年…鎌倉幕府が滅ぼされてほんの少し後の御話である ̄ ̄
鎌倉幕府の後継者となるハズだった悲運の王子・北条時行。彼は諏訪頼重によって諏訪大社に匿われていた。そんな中、逃若党に入っている雫、亜也子、狐次郎、玄蕃、吹雪と共に時行は兎狩りをしようと森に入っていく。だが、胸騒ぎを感じた時行と雫は、すぐに諏訪大社に帰ろうと、皆を至急集め、諏訪大社に戻ろうとする。すると、諏訪湖にさしかかったとき、ガサッ!と大きな音を立てて、腕に矢傷を受け、少々息の上がっている黒髪で時行と同じ瞳の色を持つ女性?が飛び出してきた!その女性?は帯刀しており、警戒する逃若党。暫し距離を置いたまま話を聞くと、どうやら尊敬する人から唯一貰った”笛”を敵とやらに狙われているようで………