あの日私は キミ を殺した 。
目の前で血を流す君。
そしてこう呟いた。
「 ノアさんってこういうのが好きなんでしょッ? 」
馬鹿らしい。
好きなはずもなかった。
「 何言ってんのッ、好きなわけないじゃん…ッ 」
「 あぁ、そうなんだ、のあさん、
こういうの好きじゃないんだッ、」
キミはおかしい。気が狂ってる。
君のこと好きなのに、
キミのこと好きになれない。
もう、
キミのこと嫌いだ。大っ嫌いだ。
もう消えてほしい。もううんざりなんだよ。
キミのこと見てたら私が私じゃなくなるんだ。
だから、
あの日私はキミを殺した。__