死ねって言われたい恋もある
「死ね」って言われるたび、もっと惚れてしまう。
女遊びばかりのクズ男・おっPは、興味本位で近づいた陰キャ男子・キムテスに初対面で「キモい、話しかけんな」と全力で拒絶される。
――なのに、なぜか気になって仕方がない。
冷たくされても、無視されても、暴言を吐かれても、それすらご褒美に思えてくる始末。
テスの毒舌の奥にある"本当の顔"を知りたくて、おっPはしつこく絡み続ける。
一方テスも、しつこいくせにどこか優しいおっPの姿に、少しずつ心を揺らされていく。
「お前、本気で俺のこと見てるのか?」
おっP視点とキムテス視点が交互に描かれる、
暴言と執着から始まる、こじらせすぎたラブストーリー。
これは、「死ね」と言われた男が、それでも恋に落ちていく話――