僕は目を瞑った。

生きてるだけで辛い人生。
私は目を瞑って現実逃避を繰り返す。
漫画のような展開等起こるはずもなく、
私は空へ、飛び立った。


そして目覚めたら此処は───天界？

どうやら私は死んで、天国へ行く予定だったらしいのだが、
天使に選ばれてしまったようだ

それも死者を案内する天使で───

桜の木の下で、彼は告げる

私達は能力者

この世界は『能力者』と『人間』がいる。
だが、『能力者』は50000分の1の確率でしか生まれてこない。

だから『人間』は『能力者』を恨んでいる。





ただ、『羨ましい』という理由で──。


そして『人間』と『能力者』は争い始める。





昔は仲が良かったのに──。