無念の記憶(後編)

しおりの曖昧な記憶による巡り合わせでコンタクトを図ることに成功した相手、8歳の少女「しい」。しおりは彼女との会話の中に不可解なものを感じて疑念を持ち始める。それはしおりにとって心当たりがあることだった。

無念の記憶(前編)

誰にも言えない切なる願いを抱えている女子高生「しおり」
彼女は自らも曖昧な記憶の中にある伝手を辿ってある幼い少女に無謀にも願いを叶えさせようとする。
彼女は「しい」と名乗った。
暗雲立ち込める得体の知れない少女との不気味なやり取りの中、しおりは「しい」に魅力と希望を感じ始める…