ファナティック・フレンド

一秒だって待てないのは、もっと早くに会いたかったから。
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表紙:墨水転様
他サイト様でプロローグ漫画も公開しています。

先輩にそのBL小説はまだ早いと思います

憧れの先輩を追って進学した男子校には、ＢＬ研究会という非公式の部活があった。

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表紙:墨水転様

十時十分、十字路で

｢十字路は人を迷わせる力を持っている｣。

そう言った親友は、十年前に交差点へ飛び出して姿を消した。

明かさないこと

同性愛が一般的になって久しい時代。
矢千深月は男性専門の恋愛相談事務所に勤務して一ヶ月が経とうとしていた。毎日訪れる様々な相談者と触れ合い、成長途中の感情を確かに育んでいく。

そんな矢千の傍には、彼の秘密を知る上司、髙科要という男がいた。