五月雨に溺れる
【暴力表現を含みます】
五月雨──それは梅雨の雨。
*
月のような瞳をした彼は今年、かもめ学園中等部一年生だった。
もうとっくに、教師達は彼のことなど諦めていた。毎日毎日傷を作ってくる彼に、毎日構っていられる暇など彼らにはなかったのだ。……ただ一人を除いて。
「雨が続くと、星が見えないね」
彼の片割れが、そう彼に言葉を落とす。
「いいよ、別に。また……梅雨があけたら見えるだろうから」
彼が、そう片割れに言葉を落とす。
──だからさ、ねぇ、梅雨があけるまでは、一緒にいようよ。
*
※プリ小説に載せているものです!テラーでの初投稿がドロドロとか終わってんな※