2,三途春千夜からの誘い

ちょっとした日常の一瞬。
そこに少しの偶然が加わり重なり、日常を狂わせていった。
佐野万次郎に興味を持たれ、東卍と手を組む事になった夢。手を組むといっても…
｢お友達ごっこ｣に過ぎないなと、思っていた。

1,三途春千夜との出会い

｢バイクうるさいし広がられると邪魔｣
そう言って不良を蹴散らした夢。
しかしその不良達は、この辺りで有名な東京卍層というグループの一員だったらしい。
まとめ役のような男が｢お前何処の一員だ？｣と聞いてきた。
｢何処の？僕、何処にも属して無いけど。｣
それを聞いた男は驚いた顔をしていたが、面倒臭いからと無視を決めた。
大して気にもならない｢日常｣の一瞬。

それがまさか、自分の運命を大きく変えるとは