ダから、彼らは死ンだ。
人 を 愛 し す ぎ た 結 末 ・・・
そ し て 、 神 達 の 様 々 な 感 情 が 飛 び 交 う 。
神を主とする帝国で二人の皇子が誕生する。一人は偽物の神の血をもち、一人は本物の神の血をもった。
兄であり、第一皇子でもあるユアン・レーベンは偽物の血が入り、聖力はごく僅か。
弟であり、第二皇子でもあるリアン・レーベンは本物の血が入り、聖力は膨大。
誰もがリアンを皇太子として推し、ついにリアンは皇太子に即位する。
弟に全てを奪われたユアンは己の信念を捨て、唯一気にかけてくれる弟を殺さないという決断をするしかなかった。
彼らの結末は死か、生か。過ちか、正しさか。神か、悪魔か。その真相は二人にしか分からない。