ちょっと怖いかも短編

上りきった先には 少しの間何もない空間があって

"ストンっ"

数秒後、墜ちるようにどこかに着いた

寝て起きたみたいに視界が ぼやっとする…

気がつくと

隣にきれいな女の人が座っている。

その人は

今にも消えそうなほど美しい…

言われて気づく

ここ…

大好きだった汽車だ！

女の人の笑いが真から笑ってないよう な気がした

それより さっきから腕が痛いなあ…

見ると まるで入れ墨のように くっきり謎のマークがある

私は握っていたハンカチで、 ゴシゴシ拭いてみたが、

全然落ちる気配がない

そういや "ハンカチがスイッチ"って言ってたな…

女の人が話してるのを聞いて 少し違和感を感じた

ようやく話した内容重くない…？ 仲間ってどういうこと…

心…読まれてる…!?

急いでハンカチを触る

水分が…ない…

思考がぐるぐるし始める

確かに来たかった 退屈な日常が大嫌いで

だけどきっと

興味本意だった…

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