作者トキワ
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作者トキワ
今日は朝から忙しかった
起きてすぐに当日昼投稿の きりやんとのWトーク早朝収録と、投稿準備を終えた俺は昼近くになって、ようやくリビングへ向かった
Broooockとシャークんが投稿を遅らせたため俺らにしわ寄せがきてしまった
kn
ひとりごとを言いながら廊下を進む
kn
リビングの二人掛けソファーの隅っこに スマイルが膝を抱えるように ちっちゃく丸まって座っている
スマイルが本を読むときの いつものスタイルだ
ソファーの前のテーブルには スマイルが淹れたであろうコーヒーが 置かれている
kn
・・・? 返事がない
kn
sm
寝てたのか… あぶねー起こすとこだった
飯食わずに俺の事待ってたのかな
…昨日の残り温めるか スマイルもそのうち起きるだろう
キッチンに行くと 昨日片付けてから寝たはずの場所が 見事に散らかっている
うわ……
コーヒー豆こぼれてるし出しっぱだ
なんかマグカップもいっぱい出てるし
電子ポットも電源が入ったまま放置されている
飯作る気失せたなー… こんなに散らかることあるか…?
てかもう昼だし、 一旦起こしてもいいよな…?
リビングに戻った
丸まって寝ているスマイルの隣に座り、声をかける
kn
sm
まだ眠いのかな…? でもあれじゃキッチン使えないし
俺はこいつが散らかしたのを片づけたくないし…
kn
肩を軽く叩きながら名前を呼ぶと、スマイルは眠そうな声を出しながら少し目を開けた
sm
ふにゃふにゃしてて可愛い…w 寝ぼけてるのかな
sm
急に饒舌によくわからないことを言い始めるスマイルに少し笑ってしまう
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kn
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kn
そう言ってコーヒーの入ったカップを指さす
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kn
さっきのWトークの収録でもきりやんに小説の話をされたけどあまりついていけなかったし
この間スタジオでBroooockが小説をお勧めしてくれたけど、活字を読む習慣がなさ過ぎて全然集中できずに読めなかった
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kn
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スマイルがそわそわしている …ように見える
kn
sm
スマイルの持っている本を覗き込みながら話に夢中になって、 普段会話するときよりスマイルとの距離が近かった
スマイルは丸まって寝ていた時の体勢のままで 俺がソファーの角に追い詰めたかのような状態になっている
…まぁ、わざとなんだけど
kn
俺は何事もなかったかのように 冷静に言葉を返したが スマイルは少し顔を赤らめている
スマイルの反応を楽しみながら あえてそれを無視して会話を続けた
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sm
kn
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俺はありがとうと言う代わりに 軽く触れるだけのキスをした
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kn
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少し残念そうな顔をするスマイル
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kn
からかうように笑いながら スマイルの手を引いて起こし、 一緒にキッチンへと向かった
飯を食って2人で片付けをしたあと、 またソファーの同じ場所に丸まっているスマイル
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素直になれないスマイルにまた優しくキスをした
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