未夢
kn
あの後どうやら熟睡していたらしく、未夢にご飯だと起こされた。
kn
まだ少し眠たい身体を起こし、リビングへと向かう。
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母
大翔
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大翔
kn
俺が知らぬ間に兄は帰宅しており、父以外のみんなで食卓を囲んだ。
みんなでいただきますをした後、各々喋りたいことを喋る。
大翔
大翔
kn
kn
大翔
kn
kn
兄の発言に思わず史尹の名前が出てきてしまった。兄は中学からバスケをしているので噂は知ってるはずだ。
それより、俺自身が部活に関して関わりのないはずなのに親しげな呼び方をしたので兄は少し驚いた表情を浮かべた。
大翔
未夢
kn
kn
本当のことを言えば、俺が史尹と目が合った時に興味が湧いて、唐突に話しかけたのだが
そんなことを言えるはずもなく、少しお茶を濁した。
母
kn
大翔
大翔
大翔
大翔
大翔
大翔
大翔
kn
俺がまだ知らない史尹の話を兄が語ったので、今まで以上に史尹の事が気になってしまった。
このもっと史尹を知りたい、という思いが友達だからこそっというよりもっと他の思いが溢れている気がする。
その思いがなにかは分からない。
そこが今の自分の中での引っかかりポイントとなってしまった。
kn
その時ふと史尹との帰りの話を思い出した。
kn
メッセージを送りそのままにしていたことを思い出した。
俺は史尹から返事が返ってきてるんじゃないかと思い、ご飯を駆け足で食べた。
kn
そして部屋へと駆け込んだ。
kn
部屋に駆け込むや否や、俺はすぐさま携帯を手に取り通知を確認した。
kn
kn
数時間前に史尹からの返信が来ていたものの、寝ていたから気付かず無視している状態を作り出してしまった。
kn
kn
kn
kn
今更後悔しても遅いと分かりつつも、やはり史尹とのやり取りを大切にしたかったので相当落ち込んだ。
kn
自分が思っていた以上に彼からの返信は早く、怒っている様子も無かったので軽い会話を試みた。
shk
kn
shk
kn
shk
kn
shk
shk
kn
shk
kn
shk
shk
kn
shk
kn
shk
shk
kn
まさかの通話のお誘いに鼓動が早くなるのを感じた。ただ、友達と電話するだけなのにこんなにも鼓動が早くなったのは初めてだった。
kn
kn
kn
嬉しい…
普通の友達だったらそう思うことはないし、普通に会話をする。だけど、史尹だけは何か他の友達とは違う何かがある。
今日出会って話したばかりなのにこの思いがずっと俺に付き纏う。
kn
モヤモヤが晴れないけれど、史尹と話したら忘れられそうな気がし、再び史尹とのメッセージ画面に目をやり会話を始める。
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