今日も目覚まし時計が鳴る
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紙の切れ端に「今日の分」とだけ書いてある
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店員
店内に響くクリスマスソング。俺は少し羨ましかった。
家で1人の時は床が軋む音しか音がないから。
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どうせ親は帰ってこない。
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コンビニからゾムの家に行く途中、いつものメンバーを捕まえて遊びにきた。
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どたどたと足音を立てて、二階へと上がっていく皆
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いつもならリビングで遊んでいる。それなのに今日は二階へと誘導した。
もちろんそんなに家庭の事情に乗り込む気はないが
知っていなきゃいけないと思った。
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諦めたように笑った
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入った瞬間に気づいたのは、あたりにこびりついた血
大量の割れた皿の破片
ゾムは
俺と一緒なんだ
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お茶などの準備をしているゾムは妙に大人びていた
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ゾムの部屋に入る
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ゾムの目が一瞬殺意を含んだ
だがすぐにいつもの笑顔に戻り
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それから、さっきまでの1人ぼっちだった冷たい感覚はなくなり
ずっと暖かかった
そんなのが長く続く訳でもなく…
終わりの時が訪れた
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帰ろうとしたその時
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ゾムは俺の肩を掴んで
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そう言ったあと、俺はゾムの家から出た。
街にはキラキラがいっぱいついて、綺麗だった。
でもそれで心が満たされることはなかった
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どうして、こんなにも
冷たくて寂しいのか
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返事など返ってこないのに
誰かそばにいてほしくて
ありもしない希望を胸に抱いて
⁇⁇
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目の前には見知らぬ金髪で水色の目の人が立っていた
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⁇⁇
服は俗に言う黒魔道士によく似ていた。
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⁇⁇
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⁇⁇
魔法使いkn
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魔法使いkn
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あまり聞き馴染みないが、クリスマスのプレゼントなんだろう
魔法使いkn
魔法使いkn
その掛け声と同時に、廊下は飾りがいっぱい付き
机の上には豪華なターキーやケーキが
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魔法使いkn
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それからは、ゲームしたり食事したり
誰かといるだけでこんなにも楽しいなんて思わなかった
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魔法使いkn
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零時まで後五分
魔法使いkn
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魔法使いkn
まだまだ全然足りない
でも、お別れなのだ
零時まで後一分
魔法使いkn
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魔法使いkn
魔法使いkn
kn
零時の鐘が鳴る
暖かい感触もなくなり、飾りもなくなった。
でも、冷たくなかった
来年までの約束があるから
零時ちょうどに空へ帰ってくる
⁇⁇
魔法使いkn
⁇⁇
魔法使いkn
⁇⁇
⁇⁇
魔法使いkn
⁇⁇
魔法使いkn
⁇⁇
⁇⁇
魔法使いkn
⁇⁇
魔法使いkn
⁇⁇
⁇⁇
⁇⁇
⁇⁇
⁇⁇
⁇⁇
⁇⁇
⁇⁇
来年もまた
会おうな
それまでに死ぬんじゃねえぞ
お互いにな!
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