流星
突然だが今、部屋の前に前に爺さんがいる。
流星
随分ボロボロだが何かあったのだろうか…
???
「話に付き合ってくれないかな」
流星
不審者だな通報するか。
ナレーター
と、思い切りドアを閉めたが老人にせき止められた。
流星
ウッソだろおい…
ナレーター
その貧相な見た目からは想像のできない力、何よりこちらを見つめるその目に底のしれない悪寒を感じた流星はおとなしく話を聞くことにした。
流星
「で…話って?」
???
「ハハハ…まあそう慌てるな。そうだな…あそこの公園で話そう。」
流星
「なんでわざわざ公園まで…」
???
「雰囲気じゃ雰囲気。外の方がいくらかマシじゃろう。」
流星
「雰囲気?」
???
「うむ、怖い話でもしようかと思うてな。」
流星
「はあ…」
ナレーター
こうして流星たちは近場の公園のベンチに腰を下ろし、話を始めるのだった…
ナレーター
狂った者か?否か?
A
今日昨日の問題は燃やしてしまおう
A
この汚い雑巾〜まあ水に流すか
A
ダメだッてめーは潰すんだ
A
アホ根はダメな奴だ隠しとけ
A
さて…後はどうするか
流星
「…終わり?」
???
「うむ、終わりじゃ。」
流星
「…怖い話じゃなかったっけ?…今のどこに怖い要素があるんだよ。」
???
「なんじゃ。意味怖なるものをしらんのか?」
流星
「意味怖?」
???
「意味が分かると怖い話じゃよ。」
流星
「…それさぁ…話すのに適してなくないか?普通に怖い話でも…」
???
「誰か見ゴフッゴフッスウウゲフンゲフンワシが話したいんじゃよ。」
流星
訳わかんねぇ爺さんだ…
流星
「…終わったんなら帰っていい?」
???
「まあ待て。今のは不出来じゃった。まだまだ付き合ってもらおう。」
流星
「…」