コメント
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善逸
なんか抱き締められてるんだけど
犬かよ(?)
じじぃ
善逸
雫
善逸は私の後ろにまわり、またしがみつく
じじぃ
あまりの滑舌の悪さに善逸も眉間に皺を寄せる
まぁ、そりゃそうなるわな
じじぃ
じじぃ
じじぃ
じじぃ
雫
善逸
雫
じじぃ
じじぃ
非常に寒いダジャレをかましてその人は私達に背を向けた。
善逸
雫
善逸
善逸は耳の後に手をくっつけ耳をすました
雫
善逸
雫
善逸
雫
私が言いかけた時、後ろから足音がした。
明らかに人間よりも力強い、そんな足音だ。
善逸
善逸は無言のまま顔が青ざめていくばかり
恐る恐る視線を後ろに向けると
雫
_人人人人人人人_ > なんかいた <  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
善逸
善逸
雫
その直後、その化け物は飛んで一気に近づいてくる。
雫
私は善逸の手首を掴み、何とか避けた
雫
雫
彼からは返事が返ってこない。
ゆっくりと顔を覗き込むと
善逸
あれ、これってまさか.....寝てる?
雫
あっ、これ完全に寝てますね
せっかく私が助けてやったのに寝やがって.....
後でタンポポにして踏みつけてやる←
私が呼び掛けてる間に、また化け物が近づいてきた。
それに、さっきよりも遥かに近い距離
雫
その瞬間 食いちぎられるという恐怖が襲って思わず目をつぶってしまった
雫
ブチッ
雫
あれ.....? 生きてる.......?
何が起こったか状況が掴めず ぼやけていた目を擦り、目を開けた
雫
善逸らしき人は私を守るような体制で前に立っていた。
月に照らされているせいか黄色い髪が輝いているように見えたのだ。
何故だろう、彼から目が離せない
長く白い息を吐いたあと、いつもより低いトーンが耳に入る。
善逸
そう言い放つと、一瞬で頸を切ってしまう
寝癖と寝言が独特だなぁ.....←それどころじゃない
善逸
善逸
善逸
元に戻ったかのようにまた騒ぎ始める。
寝た方がイケメンって聞いたことないわ
もう一度寝て欲しいという願望を押し堪える。
善逸
善逸
名前を呼びながら胸に飛び込んでくる。
雫
善逸
急に静かになり、顔を見てみる
雫
善逸
気の所為なのか、善逸の耳が少し赤くなっている。
私はその髪を優しく触り撫でた
善逸
雫
善逸
さっきよりも大粒の涙を流した。
雫
善逸
雫
猫背の彼と同じぐらいの高さに膝を曲げ、グイッと顔を近づける
雫
善逸
そのまま善逸は私の頬を両手で挟んだ。
善逸
雫
その二人の声と共に日が昇るのであった
まだら
まだら
まだら
まだら