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しゅき……
太宰
太宰
太宰
森さんの隠し部屋で中也と二人っきり。
私達は、私の腹の中の子を堕ろすか、堕ろさないかで話をしていた。
中也
中也
太宰
そう。それが大きな問題。
男性で体がしっかりしていない16歳。妊娠中も、出産も、産後も体に負担がかかってしまう。人によるが後遺症があることも
職業柄それは避けたい。
何にせよ私達はポートマフィア。マフィアに怪我や、死はつきものだが、後遺症となるととても厄介
太宰
中也
中也
これを見ている読者様は少し思ったかも知れない。あれ、コイツラ話が地味に噛み合ってない。と
当然だ。何故なら私は中也が大嫌いだからだ。そして中也は私のことを愛しているから。
夜をともに過ごした日だって中也から誘ってきた。そして、子供ができた。
だから、腹の子は実質私の子供じゃなく、中也の子。
故に私に腹の子を堕ろすか、堕ろさないか、決める権利はない。
太宰
太宰
中也
太宰
中也
私はこの先が地獄以上の地獄だと知らず産む事を決めてしまった。
私は何度この日の自分を恨んだことか。
まずはつわり三昧
朝から晩まで、寝てる時も、吐き気が耐えなかった。
森さんはつきっきりで診てくれた
太宰
森さん
森さん
太宰
太宰
太宰
森さん
森さん
そして感情のジェットコースター
コントロールが効かなくて、イライラしたり、迷惑かけたと泣いたり、ゲームをクリアしただけでなんでもできるような気になったり。
森さん
森さん
太宰
ぱくっ
太宰
太宰
その次はつわりのせいでものを全く食べなかった。酷いときは水も飲めなかった。
つわりで胃がすべてのものを拒否している。嗅覚は過敏になりお米の匂いも、パンの匂いも、少し嗅いだだけで吐いてしまう。
お陰様で数ヶ月点滴に繋がれていた。
医者の森さんがいなければ私はとっくに栄養失調で死んでいただろう。
太宰
森さん
太宰
太宰
森さん
森さん
森さん
森さん
太宰
太宰
森さん
太宰
最初に子供を愛さない親ができる。その子供は愛情を知ることなく大きくなる
その子供は愛す人ができ家庭を持つ。その子供は幼い頃に愛情を教えられなかった。だから自分の子にどう云う風に愛せばいいかわからない。
そして愛されなかった子供はまた家庭を持つ
森さん
森さん
太宰
森さん
森さん
太宰
森さん
森さん
森さん
森さん
太宰
森さん
太宰
森さん
太宰
森さん
そして私は浅い眠りについた。
ぷぅぴす
ぷぅぴす
ぷぅぴす
ぷぅぴす
ぷぅぴす