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スタジオ控え室

翌日からYUMEのボディーガードが始まった。衣装に着替え、鏡でポーズの練習をしていた

YUME

北西さん、今日はどんな撮影なんですか?

北西結友

今日は海のイメージにした衣装ですよ

表で仕事したクローバーは予定表を確認しながら、YUMEと会話した

YUME

そっか!だからこの服なんだ( *´꒳`*)

青い海の様なワンピースに白のハイヒールを来たYUMEは1周回った

北西結友

とっても似合ってるよYUMEちゃん

YUME

えへへ!北西さんに褒められるなんて!

ニコッとした笑顔にクローバーはホッとした

北西結友

さぁ、そろそろ時間だから行くよ

YUME

はぁ〜い!

ルンルンなYUMEにクローバーは昨日の作戦を思い出した

アニマル組のビル

軽い雑談を終えたハート達は作戦会議を始めた

アカヤマ

作戦会議に戻るが、奴らはいつどこでYUMEが狙われるか分からねぇ

スペード

まさか、ずーっとボディーガードしなきゃダメなの!?

ダイヤ

デス・ロウ団の一員を捕まえれば、何か分かるかもしれない

その言葉にハートは閃いた

ハート

なら、この方法でやってみませんか?

ダイヤ

どんな方法なの?ハート

ハート

彼は大胆にやっていく方。ならこちらも大胆でやっていきましょう

その作戦に皆は驚いた。アカヤマは机を叩き、ハートに反論した

アカヤマ

お前!そんな大胆にやったら、誰かにバレるぞ!!

ハート

あちら側がこうなら、こちらものりましょう

その言葉にミミックとアカヤマは口が開いたが、ダイヤ達は初めはため息をしたが

クローバー

あぁ~なるほどね…

ダイヤ

これは、止まらないわね

スペード

ハートって相変わらず、うちらの想像を超える

慣れた光景にアカヤマは驚いた。

ミミック

んで、どんな大胆するの?

ハート

こうして、いきましょう

スタジオ廊下

現場に向かう、クローバーとYUMEは小走りで向かった。すると、奥から全力ダッシュでこちらに向かってきた

タッタッタッ!!!!

ドン!

YUME

きゃ!

北西結友

YUMEちゃん、大丈夫?

強い音にYUMEは尻もちを着いた。ぶつかった人は謝りもこちらに振り向かず走り去ってしまった

YUME

何かしら…

北西結友

謝りもせずに…

二人は先程の人を気にしたが、すぐにスタジオへ向かった

撮影スタジオ

ガチャ

スタッフA

あっYUMEちゃんきた!

スタッフB

こちらへ

スタッフたちの方へ行ったYUMEは仕事モードになり、撮影を開始した

カシャカシャ、カシャカシャ

控え室で練習した時とは違い、演出が美しかった。灰色なスタジオは青い海のように綺麗だった

北西結友

…YUMEちゃん

カシャカシャ…

カメラマン

YUMEちゃん、もうちょっと顎を引いてみて

言われた通りにやり、カメラマンは気合いが入った

カメラマン

いいね!その調子

スタッフA

YUMEちゃんは可愛いな~ホントに

スタッフC

あら…何だか変よ

スタッフB

変って?

スタッフC

YUMEちゃんよ。段々真っ青になってるわよ…

スタッフがYUMEを見ると、確かに段々、真っ青となり、YUMEは息を吐きながら、やっていた

その時

バタン

スタッフC

きぁぁぁ!YUMEちゃん!

YUMEは突如倒れ、スタッフ達は駆け込んだ。

タッタッタッ!

北西結友

YUMEちゃん!大丈夫か?

YUME

はぁ…はぁ…ほ…北西さん…

YUMEの頭を持ち上げ、声をかけた。YUMEの声は小さく、まずい状況だった

北西結友

誰か!救急車を!

スタッフB

今救急車を呼んだ!

とある病院病室506室

救急車に運ばれたYUMEは少し近い病院へ診察してくれた。YUMEの腕には血液の点滴をさせていた

北西結友

先生…彼女は

病院の先生

彼女は貧血ですね
最近は多いですよ。

北西結友

そうなんですか…

病院の先生

まぁ、一応点滴はさせておりますので、彼女を休ませた方がいいかと

北西結友

分かりました。忙しい中ありがとうございます

頭を下げたクローバー。病院の先生はホッコリと、病室を去った

ガラガラ

クローバーは近くにあった丸い椅子に座り、YUMEを見守った

北西結友

無理させたのかな…ごめんなYUMEちゃん

クローバーは社長やスタッフ達に電話をした。撮影の事を謝り、手帳に書いた

北西結友

はい…はい…分かりました。はい、よろしくお願いします

ピッ

北西結友

ふぅ…これで良し、あとは

ピッピ…

スマホを弄りながら、夜までそばに居たクローバー

とある病院 深夜1時 5F.廊下

コツ…コツ…

真っ暗な廊下に、誰かの足音と不気味な息切れをした人がある場所へ向かっていた

「はぁ…はぁ…」

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