巫山戯るな、
ドタバタと医務室に2人を置いて出てきてから考える
モヤモヤする
大股でせかせかと早歩きをする俺の前に
黄色いオーバーオールを着た青年が現れる
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自分でもビックリするほど低い声が口元から発せられる
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変なところで察しがいいコイツは
俺に何があったか理解したらしい
・・・・・・俺が理解してないけどな
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空気が変わった
元々少しピリついていた空気が一気に張り詰める
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違う
そんなのじゃなかった
そんなに綺麗なものじゃなかったんだ
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どんどんヒートアップしていく会話の中、バリトンボイスが一声あげた
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少しの間、静寂が訪れる
するとグルッペンが口を開いた
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今まで誰かと相棒に なろうとしたことは無い
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カツカツと革靴で床を踏みしめながら去ってゆくクルッペン
姿が見えなくあったあたりでシャオロンが口を開いた
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そう、俺はロボロの''マブダチ''
''相棒''だなんて、綺麗なものでは無い
俺はロボロの相棒になりたかった
でもロボロは相棒を頑なにつくろうとしなかった
ロボロがそう思うなら、って
悔しいけど諦めてた
なのに、コイツは認められたんだ
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脳裏に刻み込まれた
いつもよりひとつ高い声
ロボロが幸せな時に発する声
ロボロが相棒と言ったコイツと話す時
いつもこんな声をして
鈴のようにころころと笑って
此方からは伺いきれない布面の奥に
どれだけの''幸せ''があったか
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図星だろ?
知ってんだよ
感情が無いとか言っときながら
少しずつ取り戻してる感情は
殆どロボロに向けてるものなんだ
お前の中で、ロボロという存在は
''相棒''以上に大切なはずや
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顔を下げる
涙が溢れないように
コイツをロボロの相棒だと、
本当に認めるために
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最早叫ぶかのように声を張り上げる
某忌み子ではないから、喉がジリジリと痛むが
もうこの際関係ない
コイツはこんなことろでこんなことろやってる場合じゃないんだ
俺が、肩を押すんだ
叫び終わると同時に顔をキッとあげる
目に飛び込んできたのは
自分の肩を抱え、震える
''何か''に怯えるゾムだった
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浅く荒い呼吸をするゾムを落ち着かせようと
ゾムの肩に触れた瞬間
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あのとき?
どういう意味か聞こうとした時には
どこかへ走り去ってしまっていて
もう姿は見えなかった
触れようとした時素早く叩かれた手の甲は
少し赤くなっていて
ジンジンと痛む手に『夢じゃないぞ』と呼ばれているようで
俺には、とても追いつけない
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【編集後記】 めちゃめちゃ中途半端なとこで あげちゃいました() 分からないことがあれば是非考察しあってね! それでは、 ばいれお.ᐟ
コメント
5件
最高すぎる、、というかShoちゃん切なすぎ、、、
一言で言うと最高。