百瀬 さとみ
蒼瀬 ころん
百瀬 さとみ
蒼瀬 ころん
ギュッ(さとみくんがころんくんを抱きしめる音)
百瀬 さとみ
蒼瀬 ころん
百瀬 さとみ
蒼瀬 ころん
百瀬 さとみ
俺は正直な思いを伝えた。その言葉が事実だと認めてほしくて。
蒼瀬 ころん
そんな言葉が俺の心にぐっと刺さった。
ころんはいつか俺の前からいなくなってしまう。その事実が辛くて、でも受け入れるしかなくて……。
そんな焦りから俺はころんを抱きしめることしかできなかった。
俺の前からいなくならないように、強く。
※注意※ ここから、少し月日が流れます…(-_-;) ごめんなさい。2年後にします(-_-;) ほんとすみません
2年後…
ころんと付き合い始めてから、ニ年という長いようで短い月日が流れた。
そして、今日は付き合った日ということで、ころんにはネックレスをあげた。 そして、少し雑談したあと、俺はもう一度、ころんに確かめた。
百瀬 さとみ
別にころんを疑っているわけではない。
わかってる…。
ころんがちゃんと俺のことを愛してくれているなんて、わかってる。
でも…………。
蒼瀬 ころん
ころんには、俺が、もう敬語じゃなくてもいいということを伝えた。
もう付き合ったというのに、ころんはちゃんと俺が先輩だからといって敬語を外すのは時間がかかった。
でも、俺に対して敬語を使わないのは、俺から言ったのだが、ちょっとだけ違和感がある。
百瀬 さとみ
蒼瀬 ころん
百瀬 さとみ
蒼瀬 ころん
百瀬 さとみ
いつから俺はこんなに情深くなってしまったのだろう……。
いつからころんに依存してしまったのだろう。
蒼瀬 ころん
百瀬 さとみ
運命なんて、くそくらえ。
ギュッ(ころんくんがさとみくんを抱きしめる音)
蒼瀬 ころん
百瀬 さとみ
コンコン(ドアを叩く音)
狗井 莉犬
蒼瀬 ころん
百瀬 さとみ