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百瀬 さとみ

好きです。俺と付き合ってください

蒼瀬 ころん

!?!?!?!?!?

百瀬 さとみ

あれぇ?驚いたりしないんじゃなかったんだっけ?笑

蒼瀬 ころん

えっ!!さとみ先輩がそんなこと言うなんて………。もしかして、これ夢………???

ギュッ(さとみくんがころんくんを抱きしめる音)

百瀬 さとみ

夢なんかじゃない。

蒼瀬 ころん

〜っ!!!!  うっ……うぅうう………ぅぅううう!!!!!(泣)

百瀬 さとみ

あっ!ごめん!抱きしめすぎたか?それとも、嫌だったとか……!!!ごめん!!!

蒼瀬 ころん

違う……!!違います………!嬉しいなって………!(泣)

百瀬 さとみ

ニコ ………ころん。大好きだ。お前が好き。俺の気持ち、受け取ってくれる?

俺は正直な思いを伝えた。その言葉が事実だと認めてほしくて。

蒼瀬 ころん

はい、たくさん受け取ります。先立つことが決まっている正真正銘の不束者な彼女ですが、よろしくお願いしますニコ

そんな言葉が俺の心にぐっと刺さった。

ころんはいつか俺の前からいなくなってしまう。その事実が辛くて、でも受け入れるしかなくて……。

そんな焦りから俺はころんを抱きしめることしかできなかった。

俺の前からいなくならないように、強く。

※注意※ ここから、少し月日が流れます…(-_-;) ごめんなさい。2年後にします(-_-;) ほんとすみません

2年後…

ころんと付き合い始めてから、ニ年という長いようで短い月日が流れた。

そして、今日は付き合った日ということで、ころんにはネックレスをあげた。 そして、少し雑談したあと、俺はもう一度、ころんに確かめた。

百瀬 さとみ

ころん、俺のこと好きか?

別にころんを疑っているわけではない。

わかってる…。

ころんがちゃんと俺のことを愛してくれているなんて、わかってる。

でも…………。

蒼瀬 ころん

どうしたの?急にwww そんな質問しなくてもわかるでしょ?ずっと大好きだよ

ころんには、俺が、もう敬語じゃなくてもいいということを伝えた。

もう付き合ったというのに、ころんはちゃんと俺が先輩だからといって敬語を外すのは時間がかかった。

でも、俺に対して敬語を使わないのは、俺から言ったのだが、ちょっとだけ違和感がある。

百瀬 さとみ

ほんと?ほんとに?俺、お前にきっとひどいことをいう。これからも。無意識に言ってしまうかも

蒼瀬 ころん

うん

百瀬 さとみ

……俺はお前に無責任なことを言ってしまうかもしれない。それでも、これからも一緒に居てくれる?

蒼瀬 ころん

うん。…………できる限り、そばにいるよ

百瀬 さとみ

できる限りじゃあ駄目。ずっとそばにいて?…………お願いだから………(泣)

いつから俺はこんなに情深くなってしまったのだろう……。

いつからころんに依存してしまったのだろう。

蒼瀬 ころん

…………ごめん。それはできないよ。運命なんだから。ごめんね

百瀬 さとみ

(泣)

運命なんて、くそくらえ。

ギュッ(ころんくんがさとみくんを抱きしめる音)

蒼瀬 ころん

大好きでかっこよくてゲームうまくて離れると愛おしくて、そんなさとみくんが大好きだよ

百瀬 さとみ

うん………俺も…ころんのこと大好きなんだ………

コンコン(ドアを叩く音)

狗井 莉犬

…………………

蒼瀬 ころん

莉犬くん……?

百瀬 さとみ

莉犬……?

君に好きと伝える日

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