葵
!
この人は?
えぇと…きみゆめの…メンバー?
葵
あ、え、えぇと
??
お前……
葵
?
私の体が一瞬浮いた
声のトーンが低い… 怒っているのだろう……
その怖さで私まで飛び跳ねちゃったよ
葵
は、はい
??
俺の彼女に何をした
?
は
はい?
いやいやいやいや、ちょっと待て?
私なーんにもしてないけど?
え?私悪役みたいになってる?
てか…彼女!?
美男美女じゃないの!
お似合いじゃーん
おっと、話しがズレてしまった
私は恐る恐る喉から声をだした
葵
私は!何もやってないです
??
嘘つくな!
??
泣いてるだろう!?
いや、私じゃ無いんだってば
ちょっとー!ムカつくんですけど
でも、怪しいのは…
どゆくさんだ
葵
どゆくさん
??
は?
葵
────
私はことの経緯を話した
どゆくさんとこのお屋敷をまわっていたこと
どゆくさんが 優羽さんにだけ、当たりが強いこと
いつ泣き出したか
全てはなした
優羽
っ、う、うぅあぁぁ
葵
!
突然、優羽さんが泣き出した
きっと思い出して辛くなったのだろう
私は男の人を手でおして
優羽さんに駆け寄った
葵
大丈夫ですか!?
葵
すみません!思い出させてしまいました…💦
背中を押しさすってあげる
これは紛れもない
いじめだ
間違えないな きっときみゆめのメンバーと 付き合っているから
嫉妬でこんな事をしているのだろう
??
お前
葵
はい
振りも向かずに冷たい返事を返す
??
すまなかった…!
私の後ろで…凄い気配で
彼は…頭を下げていることに……
私は気づいた







