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この終わらない世界で君を救いたい。

第1話 - この終わらない世界で君を救いたい。

2022年03月05日

#ホラー

#恋愛

#裏切り

#ちょいヤンデレ

ゆーり

初！投！稿！

ゆーり

完全オリジナルです！

ゆーり

パクリなどでは無いのでそこのところよろしくお願いします

ゆーり

では本編スタート！

昨日、10月4日、彼女は死んだはずだった…。

なのに…

春樹

なん…で…。

今、俺の目の前には彼女がいた。

春樹

雪…？

春樹

ほん…とうに？

雪

？

雪

春樹何言ってるの？

春樹

え、あぁ…いや…。

雪

どうしたの？体調でも悪い？

春樹

そ、そんなことは…。

春樹

(ど、どういうことだ？なんで雪が生きているんだ？死んだはずじゃ…。)

雪

何そんな慌ててるの？まさか…なにか隠し事してる？

春樹

か、隠し事はしてないよ。

雪

えぇー。絶対隠し事してると思ったとにー。

雪

ま、いーや。早く学校いこー？

春樹

あぁ。

春樹

(なんだ？どういうことだ？今までのは夢だったのか？あぁ、そうだ。きっとぜんぶ夢だったんだ。)

春樹

(10月4日…雪が死んだ日だ。ほんとにあれは夢だったのかな。

雪

…るき！…はるき！…は！る！き！

春樹

うお！

春樹

びびったー！なんだよ。

雪

なんだよはこっちのセリフ。ほんとにどうしたの？体調悪い？

春樹

いや、元気だよっ！

雪

よかったー。じゃあクレープ食べに行こ！

春樹

は？クレープ？授業は…？

春樹

あれ？おわっ…てる？

雪

もう〜帰りの会も終わったよ。ほんとのほんとに大丈夫なの？

春樹

だから大丈夫だって。ってかクレープなら昨日も食っただろ。

雪

え？食べてないよ？

雪

(゜д゜)ﾊｯまさか…昨日クレープ1人で食べたの…？

春樹

やっ…ちがっ！あーそう！妹と食ったんだったわー。

雪

えー！ずるいー私も食べたかったー。

春樹

悪いて。

雪

よぉしじゃあレッツゴー！

春樹

(クレープ…たしかクレープを食べ終わってショッピングモールに行く時に工事現場の鉄骨が落ちてきたんだっけ。って、まぁ所詮は夢…だよな。)

春樹

ごー。

雪

あぁ！やる気なさそーなのはダメー！

雪

レッツゴー！

春樹

ゴー！

雪

ん〜おいしぃ〜。

春樹

ふっ。そーだな。

雪

あー！今笑ったー！ひどい…。

春樹

悪い悪い。

春樹

さて。食べ終わったことだし帰るとするかー。

雪

えーヤダー。ショッピングモール行こーよー！

春樹

ショッピング…モール

春樹

(同じ…だ。夢と。まさか…ほんとに？そんなわけ…ない…よな。)

雪

うん！欲しいぬいぐるみがあるんだー！

春樹

高校生にもなってぬいぐるみかよ。コスメ？とかじゃねーの？

雪

むっ。いーもん。ぬいぐるみ可愛いもん。

春樹

はいはい。じゃあ…隣町のショッピングモール行くか。

雪

え？なんで隣町？

春樹

あー。あれだ。その。い、一緒にプリクラ撮ろうかなーって。撮りたいっつてたろ。

雪

いいの!?あんなに断固拒否してたのに？

春樹

まぁ。

雪

やったー！早く行こー！

春樹

あぁ。

春樹

(これで…大丈夫だよな？って俺なに気にして…。まぁ、プリクラ撮りたいって言うのも嘘ではないしな。)

雪

見て見てー！このぬいぐるみ可愛い！

春樹

そーだな。

春樹

(よかった…。これでもう大丈夫だよな。)

雪

これ買おー。着いてきてー。

春樹

はいはい。言われなくとも行きますよっと。

雪

ふふっ。これでぬいぐるみも買えたし、お楽しみの…プリクラだね！

春樹

そ、そうだな。

雪

あっ、でもちょっとまってて。トイレ行きたくなっちゃった。

春樹

ん。じゃあそこで待ってる。

雪

ありがとー。じゃあ行ってくるねー。

春樹

おう。

数分後。

その辺の人達

きゃー！

その辺の人達

にげろ！

その辺の人達

なっ！

その辺の人達

っぐぅ！

その辺の人達

邪魔だ！

雪

きゃっ！

雪

ぁあぁああ…いた…い。

雪

はる…きぃ…。

春樹

？今の声…雪？

振り返った先で見たのは…

血だらけの雪の姿だった…

春樹

な…

春樹

うそ…だろ。

春樹

ゆ…き？

春樹

ね。返事…して？

春樹

雪…ゆきいいぃぃぃぃいいいぃぃい！

春樹

ばっ！！！！

春樹

俺の…部屋？

春樹

今のも全部…夢？

春樹

くそっ！なんなんだよっ！

春樹

雪！雪！頼む電話に出てくれ…。

雪

『もしもーし。どーしたの？こんな時間に…』

春樹

雪！

雪

『は、はい！』

春樹

よかった…。

春樹

え…？10月4日？

雪

『そ、そうだけど急にどうしたの？わざわざ電話しないといけないこと？カレンダー見たらいいだけじゃない？』

春樹

そ、そうだな。ははっ！

雪

『も〜どうせ一緒に学校行くんだから。じゃあまた後でね。』

春樹

あぁ、また後で。

春樹

どういうことだよ…ほんとに…。

雪

おはよー！さっきぶりー

春樹

あぁ、おはよ。じゃあ学校行こう…。

雪

？うん

そこから、何事もなく進んでいき…。

雪

春樹ー。今日クレープ食べに行こー。

春樹

いや…。今日はやめとこ？

雪

えーなんでよー！

春樹

俺最近疲れちゃって休憩したくて。

雪

あー。たしかに朝元気なかったね。じゃあしょうがないなー。

春樹

悪い。

雪

ううん。全然いいよ。お大事にね？じゃあ帰ろー。

春樹

あぁ。

雪

じゃあまた明日ー！

春樹

おう！また明日な！

春樹

(これでよかったんだよな…)

春樹

ふー。

春樹

(雪…大丈夫かな…。さすがに家にいたら無事だよな。)

母さん

春樹…ちょっと…話したいことがあるんだけど…。下に来れるかしら？

春樹

あぁ！今行く！

春樹

(なんか母さん暗いな…。何かあったのか？)

春樹

母さんどうしたんだよ。

母さん

その…言いにくいんだけどね？

春樹

？

春樹

(母さんはなんでもズバッと言う性格なんだけどな…？)

母さん

冬野さん(雪の家)の家がね…

春樹

…まさか。

全焼したらしいの

春樹

うそ…だろ？

春樹

ハハッ。何…言ってんだよ母さん。そんなわけないだろ。だって…そんな…こと………。

春樹

ぅあああ…うあああああああ！！

春樹

ばっ！！！！

春樹

また…10月4日…。

春樹

くそ！

春樹

なんで…なんでだよ！なんで雪が死ななきゃダメなんだ！おかしいだろ！くそっ！くそくそくそくそっ！

春樹

絶対に雪は死なせない…。絶対に。

俺は何度も何度も試した。

だけど雪は何度も何度も死んでいく。俺の目の前で。

春樹

いい加減にしろよっ！

その度に俺の精神が壊れていくのがわかった。

春樹

はは…はははは。

春樹

もう…むりなのかな…。

春樹

ゆき…。

春樹

はは…ははははは…あははははは。

春樹

ははっ。

春樹

もうどーでもいいや。

春樹

死のう。

春樹

雪がいない世界に生きてる価値なんてないんだから………。

春樹

ははっ。あははははははは。アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ

俺は狂ったように笑い続けた。

春樹

アハハハハハ

春樹

さよなら。

春樹

雪…。きっとまた会えるよな…。

春樹

ハハハ

俺は笑顔で飛び降りた。

ぐちゃ…

そこから先のことは俺には知る由もなかった…。

雪

はぁ…。あの男やっと自殺したわね。

雪

なかなかしぶとかったわ。

氷斗

お前の神経はほんとに図太いな。

雪

あら？兄さんの方が図太いと思いますけど？

氷斗

たしかにな。

雪

ふふっ。

さぁ、次の獲物は誰かしら？

ゆーり

はーいいかがでしたか？

ゆーり

話がぐちゃぐちゃだったかもしれませんがここまで読んでくれてありがとうございました！

ゆーり

では！さよなら！

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