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藤原side
なにわ男子
ヨレヨレの服、手入れが行き届いてない髪の毛、ガリガリでアザだらけの体、そして額には大きな切り傷…
ふと、「虐待」という言葉が頭をよぎる
もしかして大倉くんはこの子を守るために…？
高橋恭平
神崎夢羅
気がついたら恭平が抱きしめに行ってた
あいつ人見知りやけど、胸を締め付けられるような気持ちを抑えきれなかったんやろうな
高橋恭平
こいつ、中身までイケメンやな…
神崎side
大倉さんと入れ替わるように部屋に入った
そこに居たのは7人の男の人
私はこの人たちとはやっていけない。そう思った
私なんか場違いすぎる
みんなデビューに向かって頑張ってるらしいけど、私は違う
正直、この世界のことがよく分からないし、歌って踊りたいから来たわけじゃない
高橋恭平
神崎夢羅
高橋恭平
あーあ。気使わせちゃった
こんなの引き受けない方がよかった
この人たちに迷惑なんてかけたくないよ…
神崎夢羅
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