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ドロドロしてるの好きですフフフフフフフ(暗黒微笑)
Re:
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にき
まろ
Re:
にき
まろ
金曜の23:00。そろそろ彼が帰宅する時間である。
ぴーんぽーん
にき
急いで玄関の鍵を開けると、一週間ぶりに会う彼がいる。
外は雨が降っていたらしく、髪が少し濡れていた。
...服が透けてるのは気の所為ってことにしとこう。
まろ
にき
まろ
久しぶりに感じる彼の体温。ぎゅっと優しく抱きしめてくれて安心する。
彼の手は優しくて、暖かくて..俺とは全然違う。 冷たい俺が触れると溶けてしまいそう。
できることなら溶けて混ざっていたい。
彼に体を預けながらそんな事を考えていると、甘くて熱いキスをされる。
にき
どんどん溶けていく。どろどろになる...
がりっと音がして舌に鋭い痛みが走った。
にき
一週間ぶりの感覚。頭がふわふわしてきて幸せに包まれる。
口からぽたぽたと口から血が垂れて床に落ちていく。
まろ
にき
急いで服の裾を使って拭く。
その間にも血は垂れるから一向に綺麗にならない。
まろ
にき
まろ
にき
床を拭く手が止まるとあっという間に床は真紅に染まる。
まろ
にき
もっと愛してほしい。だから返事なんてするわけない。
だって黙ってたら悪い子だって虐めてくれるでしょ..?
まろ
そう言って首に手をかけられる。
にき
もちろん嫌がる素振りはする。こんなの建前だけどな...w
まろ
まろ
段々と首を絞める力が強くなってくる。
にき
息ができなくて気が遠くなる。
本当はもっとしてほしいけど。 人間の本能だろうか、自己防衛に走る。
にき
まろ
黒い笑みを浮かべる彼。そんなところが大好きなのだ。かっこいい。
にき
まろ
どさ.....っ
ぱっと手を離されて倒れ込む。
その衝撃でまだ癒えていない傷がひどく痛んだ。
いつの間にか血は止まっていた。
首には藍色の手形がくっきりと残る。
にき
きっとこれは彼の所有物である証明。
まろ
にき
まろ
にき
まろ
なんでそんな事言うの。ほんとに愛してくれてる?
「都合のいい男」で終わってない..?
にき
まろ
俺にもあにきしかおらんし、あにきがおらへんと生きていけないから!
にき
ぎゅっと彼が抱きしめてくれる。
俺はその安心感で眠ってしまった。
第一話 藍色の首輪 終 第二話:500♡